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乱蘭通信90号TopPaze  2004年7月15日発行  全ページ600×800ピクセルでデザインしています。

本文はもう少し下方にあります。
No90・Menu

   私は誰でしょうか。
   心は緑の林を抜ける風のごとく  ・・Mamoru Muto

   チーズケーキと豆大福    ・・・小牧みどり

   山菜              ・・・菅野 幸江

   母なる者へ        ・・・澤村浩行

   手拭い         ・・・八木雅弘

   思い出すまま        ・・・武藤 守

   あざみ           ・・・季節の花

最期に

○ 有り難いことにまた出すことが出来ました。九十回になりました。これからも宜しくお願いします。
○ まだまだ家探していますのでいい話があったらお知らせください。
○ 今回は、旅行中の澤さん、小牧みどり、菅野幸江と武藤の原稿で作りました。
次回は九月の中頃出すことにいたします。
今年は暑くなりますかね、旧盆には田舎に帰って母のお墓まいりをしようかと思っております。では、体に気をつけください。 (まもる)



けやき 表紙写真
暗い(左)・明るい(右)背景 ↓

 梅雨の合間の珍しい皐月晴れの日、秋山村から道志村に抜ける林道で見つけた欅の木。直径1mはあったと思う。大きな欅の木はすばらしい。里山の守り神である。
 小さな頃、父親の山仕事に付き添って山に入った時、父は大きな欅の木の下で止まった。そして父はこの木にまつわる話をし始めた。詳しい内容は忘れてしまったが、村の人が大切にしていること、山の宝物であると言う様な話であったと思う。ふと遠い昔のことを思い出した。
 春の柔らかい青葉、亦秋の紅葉と落ち葉、派手でないが僕の好きな欅の季節である。    (まもる)