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詩1・悲しみは不意にやって来るもの、
楽しみは自分で作り出すもの
詩2・宇宙皇子の肖像
詩3・八 月
・・・ Mamoru Muto
小峰公園
漢民族が展開し、北方民族が支配した
中華平原を行く(前編) ・・・澤村浩行
秋の兆し/秋桜と蜂
思い出すまま ・・・・・・武藤 守
い ね ・ 稲 ・・・・・・裏表紙
編集後記
○ 今回は澤さんと僕の原稿で作りました。
次号は十一月半ばに出します。
では 9/12 まもる
背景写真・解説 / 清流2 秋川支流 あきる野市養沢
七月の下旬のある午後。涼を求めて多摩川を越え五日市方面に車を飛ばした。五日市の町並みを過ぎ、十里木で右に折れ、川に沿って上った。蝉はまだ本調子ではなく弱々しく鳴いている。夏休みに入り、川はキャンプや地元の子供達で騒がしい。人のいないところを捜し支流の支流に入り、大きな樹が雷か何かで一度倒れ二本幹をのばしている木があった。脇が車が止められるスペースが空いている。降りてみるとその辺りの川の感じがなかなかいい。人もいない。ここ辺で簡易ペットを広げ二、三時間昼寝をしようと決めた。だが、ぽつりぽつり雨が降ってきた。それは、しばらくして雷を伴う大荒しへと変身してしまった。仕方なく、車で帰路についたのだが、雨が激しさを増すばかり、途中でしばらく運転を控えなければならないほどだった。 (ま)