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 今 年 の 花 見 は ? 







 日本の不景気
 二十年前社会主義経済と言うものが破綻した。今回はその対極、自由主義経済といったもの、アメリカ中心の経済、自由至上主義的経済の破綻したのだろと思います。二十世紀を二つに分けたこの経済システム、自由と統制、そのどちらも必要だし、そのバランスが大切と言うことでしょう。
 小泉さんの改革(お金の流れの下に、透明化すること、自由競争にすること、僕は間違いしゃなかったと思っていますが、ただ半分、彼が上げなかった課題をしないと、そこから落ちこぼれる者のケアーをして初めて完結するのだと思います。)は、必要な改革だったのだと思います。伝統的な日本社会と資本主義はうまく溶け込んだのはいいのですが、グローバル化した今日、他の文化圏の人にも分かりやすいシステム、透明化したものへ変わる必要があったのです。
 これによってかってないほどの格差社会が出来たが、その弱者に対するケアーがこれからすべき大きな政策課題なのだと思います。21世紀前半の最大の人類の課題である環境問題、始まった老人社会は否応なしに、社会主義的政策が必要と言うことです。
 これからの課題は経済の活力を保ちつつ、保護政策をすると言うことでしょう。伝統的な隠蔽体質は今後も改善されるべきです。伝統的な相互扶助の精神は尊重すべきです。そんな方向性が見えてくると思うのですが。日本については。
 
 よもぎ
 お彼岸が過ぎると外に出ることが楽しくなる。芹や蕗の薹の春一番の山菜に始まり、さくら、そして新緑の季節と続く。今年は「桜の花茶」を作った。花やつぼみの塩漬けです。塩わかめ程度に塩を混ぜるだけ。白湯を注ぐとほんのりとした香りが楽しめる。早速、友達に小分けして送った。
 
 五月になったら、よもぎをたくさん乾燥するのです。春先より大きくなったほうが効率がいい。使い道はいくつもあるのです。
 いい香りがするし、蓬煙草にしてもいい。吉沢元治さんの最晩年、自家製のこの煙草をよく吸っていた。マリハナのような香りがするのです。煙草やマリハナのような強い成分はないので、弱った体にはいい慰みなったのでしょう。
 お茶もいい、体調の優れないとき、このお茶すすめです。粉にして、お団子に混ぜれば、蓬団子がすぐ作れます。
 そして、お勧めは、お風呂です。手軽な薬草風呂が楽しめます。お風呂だけなら夏場の背の高くなったものを陰干ししたものでいい。梅雨時など最高です。
 
 また今年もやろと思っているのは、六月になったらドクダミを乾燥させること梅干し作り。ドクダミはお茶やお風呂、強いので、ヨモギの以上に効きます。自分で漬けると梅干しは添加物はいらない分、美味しい。びあの葉もいい、抗ガン作用がある成分が入っています。お茶もいい、お風呂に入れてもいい、アルコールで成分抽出すれば、肌にいい。
 
 春からは自然の健康的なエネルギーをたくさん貰う時期です。
 楽しみはいつでも、どこでも
 今年は不景気で仕事がない。僕のような手伝い大工は一番先に仕事がなくなる。ニュースで問題になっている派遣社員並みである。唯違うのは、僕や僕らはずっと貧乏で、この程度ではまったく落ち込まないと言うことですね。
 そんなわけで、「金を賭けない楽しみ方」を実践しています。今の僕らの生活は、昔の人に比べたら桁違いに贅沢です。贅沢に心も体が慣らされてしまっています。豊かさの延長の楽しみというより、この「豊さ」の原点に少し戻して考えるいい機会です。知恵の出しどころです。
 去年の秋以降、経済的には予定外のことが色々起こってきたので、急遽予定変更です。桜の季節のほかの記事のように楽しませてもらいました。さてこれからは何を楽しみましょうか。
 
 人工衛星
 困った国である。僕が最も許せないのは、日本の上を飛び越えたとか、日本への脅威とか言うことではなく、失敗したにもかかわらず、「成功して、地球上を回っている。」と北朝鮮の人々をだましていることです。この国は一日も早く、どんな方法も使って滅亡すべき思う一番の理由です。
 国家という巨大組織が存在する根拠は、そこに生活する人々がいるからです。彼らをだまし続けなければ存在できない国など、害悪以上の何物でもありません。
 ミサイルか人工衛星かといっても、もともと同じ技術ですし、日本の衛星だって、探査衛星はスパイ衛星ですし、ロケットと日本にあるプルトニュームを組み合わせれば、精度は落ちるが、大陸弾道弾はすぐに作ることが出来ます。見解の相違で、それを脅威と感じればそう見ることもできます。どんな技術も利用の仕方によって、薬にもどくにもなります。
 大国だけが大量破壊兵器を所有し、強権を発している、現在の世界がおかしいのです。どこの国も核兵器を持てばいいのです。そう思えてきます。ミサイルや核兵器開発を一方的に責めることは出来ません。
 ただこの国の場合、兵器開発は、大国から自国を守ると言うより、体制維持のための兵器という意味合いのほうが強い、これは許せません。
 
 金正日
 昨年脳卒中にかかり、回復したが、我が身の長くないことを知り、今彼は焦っているのではないでしょうかね。ますます世界からは孤立しするし、体制を維持する方策が見つからない。安心できる後継者もいない。「核兵器と長距離ミサイルを持つことが、国を維持する最大の方策」という信仰にますます傾くのではないでしょうか。
 オバマ政権が「会話を模索しているさなかのミサイル発射」は、国内政治を優先せざるを得なかった、余裕の無さ、焦りの現れでしょう。そして、核兵器開発再開を宣言した。
 中国は軍事的に先鋭化することには反対です。政治的な防波堤としての役割と軍事的な危険性を計りにかけ今後も対応するでしょう。
 彼から出てくる政策に、何の未来はない、一日も早く死ぬのが一番いい。
 
 小沢一郎
 選挙を前にして、三月に彼の秘書が政治資金法違反で逮捕された。法律自体が明確な基準を示しているわけではないし、裁判になったら違反となるにはかなり疑問の容疑です。しかし、有権者に与えたイメージは大きく、民主党、小沢一郎の支持率は一気に低下した。民主党は、政治捜査と反発する。どうも自民党が仕掛けたと言うより、小沢が総理大臣になることにより、大幅な改革を迫られる官僚、今回は法務官僚が裏で暗躍したらしい。
 
 どうでしょうかねえ、この程度のネガティブキャンペンは政治の世界では付きものです。自分達の身の危険を感じたら、人はいくらでも悪人になれるものです。誰がやったら分からない隠蔽体質の巨大組織にとっては、容易いことです。しかし、こんな闇のものを変革しようと思ったら、当然先制攻撃されることも覚悟すべきですし、この程度の攻撃は撥ね除ける力が必要、と思うのですが。
 
 小沢の魅力あるとしたら、かって権力の中枢にあり、「権力」のネガティブな側面を知っていると言うことです。野党が政権取れなかったのは、政治の裏を知る人間がいなかったことです。巨大な官僚機構と対峙するには打って付けの人物です。小沢に二年ぐらい総理大臣をやってもらって、彼の強腕と言われた手法で官僚機構という巨大組織を解体再編する。「毒は毒で制す」です。でも、彼はやっぱり古い政治家なので、大方の解体再編の目途が付いたら新しい若い人に代わるというのが、日本にとって一番いいシナリオだと思うのですが。
 
 神々が彼を必要とするかは分からない。これから先は。まあ、国民が試されているということかも知れません。この国の病魔の根の深さに一般の人が気付いているかどうかです。そして気付かなければ、その結果不利益を被るのは、小沢でも民主党でもなく国民の皆様です。
 
 イメージ
 世論とか言うものの不思議で恐ろしいものですね。社会の一人一人が作るイメージの総体ですが、誰もが理性的に分かって言っているわけではない。それなのに最終決断を下す。マスコミを使って作り出すこと可能ですが、コントロールすることは誰もできない。過去に遡って「そういう世論になったのはこういうことが原因。」と分析は出来ますが、未来は誰も予想できない。
 経済も、芸能人の人気もファッションも予想できない。だから面白いいえば面白いことです。丁度、大波に乗った小船の上で世界を見ているようなものです。上り調子で青空が見えれば未来永劫薔薇色に見えるし、下り調子で海しか見えなければ、地獄への直行便に乗っていると思えてくる。人気商売の人間にとっては恐怖です。一度植えつけられた悪いイメージは、なかなか払拭できない。
 
 そして一番やっかいなのは「群れる」という心理です。ある程度「これでよし」あるいは「悪い」と社会的に認定されたものに、便乗し、思考を停止し深く考えない、ということでょうか。時の勢いと言うか、馬鹿げたことはたくさんある。先の小泉人気はいいけど、彼の裏に隠れている旧体依然とした議員達は見えない、愚かさがある。
 さりとていつも愚かかというとそうでもない、行過ぎは時にあるが、ある必然の理由の上を常にある幅で上下している。
 
 今回の小沢のことでも、多少金額は多いかも知れないが、自民党のほうがその十倍も西松からお金をもらっています。小沢のほうが彼らより数倍透明な情報開示をしている。民主党は皆お金には奇麗でなければならない。とか勝手な思い込みで、ちょっとの「悪いイメージ」と常習犯とを同列に扱ってしまっている。愚かさがある。
 
 政治は汚いものです。清廉潔白な人間が権力とったって何にもできません。毒で毒を制する世界です。多少毒気のない人間じゃなければ、腐り切ったものを完全には排除出来ないと、僕は思うのですが。
 
 政治家はその矢面に立つことが仕事ですから、人気商売ですから、自分の進退は恥ずかしくないようにやってほしい。名誉だけが貴方達の最も大切にすべきものです。
 
 このシナリオのない三文芝居、僕は横目で暇潰しに見せてもらいます。
 
 新聞を発送しようと思ったら辞任表明。小沢には上記のような期待はあったが、同情は禁物。選挙までまだ一波乱二波乱あるでしょう。オバマ的な逸才はいませんかね。イイゾーッ、変われ変われ、まずは議員の首のすげ替えだ。 
 
 自転車
 暖かくなり、暇な時は自転車で、この辺の10km圏内を散歩しています。自転車は昨年「荷物を整理したいから」とサブちゃんから貰ったもの。車ではが足腰の運動にならない。二時間ぐらい近くの公園や、隣町に行って、散策して帰ってくる。何か一つ発見したらいい。季節の変わり目の草や木や、また隣町のお店や街の様子など。
 今年はこの不景気で覚悟していますが、こんな時間が多い。小さな楽しみは満たされるが、他の欲望が蓄積します。仕方ありませんいい形で保存し、時期が来たら爆発させましょう。
 
 
 一つ嬉しいことに、長年悪かった右耳がぼぼ完全直りそうな気配なのです。昨年夏からはインターネットでダウンロードした、夏虫や秋虫の音40種ほど、暇があるとき繰り返し聞いています。本当に少しずつなのですが、昨年の夏の段階では聞こえなかったり、左より聞こえが悪い虫が、聞こえてくるのです。
 まだ不安定なのですが、左右の聞こえ方がほぼ同じまでこぎ着けました。これをいつでも同じように聞こえれば、耳のリハビリも終わります。直るのは難しいと聞いていたので、ここまで良くなるとは思わなかった。根性のリハビリです。
 夏になって蝉や夏虫、秋虫の聞こえ方チックしないと、録音と自然の音は違いますので、完全に直ったとはいえませんが、すばらしいことです。40代前半、左右のアンバランスに気づいた以前に戻すことが出来そうです。
 

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