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牧 野 記 念 公 園 / 石神井公園
( ム ト ウ の 散 歩 )
裏表紙に牧野図鑑を使っているので一度入ってみようと思っていた。連休前の午後、西部線大泉学園駅近くにある、牧野博士の自宅あったこの公園を訪れた。公園は博士が全国から集めた、木々や植物で埋め尽くされ、資料館と書斎だった建物が保存されている。
牧野さんは日本の近代植物学の父というべき人で、その偉大さは、僕らが普通見かける日本の植物のほとんどは、ラテン語の学名にMakinoという研究者の名前が付いていることからも、推し測れます。
感動するのは、博士の書斎は質素でみすぼらしい民家の一室であったと言うことです。それから彼のデッサンはいいですね。
季節はもう青葉の頃、ここまで来たらと石神井公園まで歩き、一周して帰った。 (ムトウの散歩コース)
これらの木々は 日本中から集められたもの |
資料館 |
書斎 |
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資料館には色々あったけど、デッサンがいいのですね、絵としてだけ見ても。 |
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牧野 富太郎 (まきの とみたろう) 文久2年4月24日(1862年5月22日) ~ 1957年(昭和32年)1月18日
日本の植物学の父といわれる。命名は2500種以上(新種1000、新変種1500)とされる。自らの新種発見も600種余りとされます。牧野植物図鑑がかれの研究の集大成です。これで日本の植物が体系付けられたのです。
こういうとてつもない偉人というのは、調べてみると普通の学者の枠を超えて面白いですね。土佐の造り酒屋の息子に生まれて、酒屋が傾くまではお金に困らなかったこともありますが、学校でていないのです。好きな植物の研究したいばっかりに小学二年から学校に行っていないのです。すごいですよね、すべて独学ですから。それが災いして、帝東京大講師のまま、晩年まで肩書きがあがらなかった。
お坊ちゃんなんです。だから金銭感覚はないし、研究以外のことは目に入らず、人間関係を無視してしまう、世の中のルールも無視してしまうといった。・・・帝大の教授であり彼の先生である松村任三から、帝大から追われたりもしている。松村任三にしてみれば、奔放すぎたのでしょう。
南方熊楠や野口英世も、常識の枠にはまらない面白さがありますよね。
石 神 井 公 園
近くの民家の庭 |
ここから石神井公園の写真 |
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石神井城跡 |
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