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西安市から開封市への途中  05年4月


















































































           (西安・最下端)↑

 西安市から開封市への途中

観光コースに飽きたので、滅多に外人の通らない田舎道をオンボロバスに乗って東進。ホテルの窓から見るとこんな田舎町でも建設中である。










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 西安市から開封市への途中

芳城(ピンジャオ)の田舎町で外人の泊まれる宿は指定されている。それは町でも高級なもので宿賃も高かった。この宿では初めて外人が泊まったとのことで記念撮影をすることとなった。









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 西安市から開封市への途中

宿の前の野菜市。











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 西安市から開封市への途中

親が迎える小学校の下校時。その時だけ、子供の姿を見かける。若者はゲームセンターに集まっている。一人っ子政策はインドア・タイプとしたようだ。










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 西安市から開封市への途中

この田舎町の校外にダムで水没する前に移設された道教の寺院があった。











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 西安市から開封市への途中

その寺はレンガの一枚に到るまで運ばれて再建された。




















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 西安市から開封市への途中

道教寺院の本殿である。中には髪と髭の長い黒衣の男数人が黙して座っていた。外の建物の華やかさの対極の闇の男達が。









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 西安市から開封市への途中

庶民がこの世で天国に到るという現世信仰の場である。それだけ空間は豊に造られている。




















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 西安市から開封市への途中

牡丹の花もあちこちに。





















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 西安市から開封市への途中

この小寺の門番のおばさんの写真撮ったら、勿論お布施を強要された。























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 西安市から開封市への途中

それからは未舗装のガタガタ道。黄砂が巻き上がり、ミニバスのわずかな隙間から煙みたいに車内に入ってくる。息苦しい。










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 西安市から開封市への途中

途中脇道にそれ、小さな村々に立ち寄る。



















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 西安市から開封市への途中

ようやく昼飯のため町に止まった。尻と腰がミニバスの振動から解放された。


















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 西安市から開封市への途中

忘れ去られたような田舎の町は開発が始まったばかりだから荒廃がひどい。人の表情も落ち着かない。


















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 西安市から開封市への途中

そして再びカミソリで切ったような黄河大地を行く。この大地はすべて麦畑。黄砂は水と養分を含みやすく、耕し易い。










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 西安市から開封市への途中

あらゆる古代文明は大河のほとりの大地に芽生えた。黄河文明は最北の古代文明だ。このような崖の側面に洞穴を掘れたからだという。黄砂は柔らかい。だが地震に弱い。







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