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開封(河南省)



開封市
そしてようやく中国文明の最盛期であった宋の首都、開封市に着いた。あちこちに湖があり、中の島には寺が建っている。
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開封市
汚い裏道の宿、個室20元(260日本円)ドブの匂いがひどかったがホッとする時が流れていた。
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開封市
開封は何度も黄河の氾濫によって埋められている。またいつ同じ目にあうか分からないから、企業も工場も進出しない。おかげで昔のままの中国が残っている。
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開封市
ホコリ、ドブ、そしてどこもゴミゴミ。ゆっくりと日常が送られている。食糧生産地だから大ビン一本一元(13円)のビールまで格安である。
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開封市
土地人の関係は暖かく濃い。だが外所者にはまったく距離を置いて取り付く島もない。それは中国人の外所者に対しても、である。
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開封市
宋の時代の栄華の残り。この仏寺は本来もっと高くそびえていた。
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開封市
つまり、あらゆる伝統建築物は何回も黄河の氾濫によって埋められ、また掘り起こされているから、その一階は地表から10メートル以上降りた所にある。
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開封市
市の郊外に、黄河を訪れた。水の少ない季節は河床で麦を栽培している。このずっと向こうに黄河の水流があるが、あまり遠いので行きそびれた。
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開封市
黄河の堤防は高さ12メートル幅12メートル。その上に達筆な毛沢東の漢詩の石碑が立っている。黄河文明をたたえる内容である。
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開封市
中国で最もにぎやかなナイトマーケットが準備中。これが宋の時代を想わせるから中国全土から客が訪れる。でも最も多いのは土地の人である。
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開封市
さらば開封。僕は首都北京に行く。バス停には首都行きさえも便が極めて少ない。
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開封市
オンボロバスは開封の隣、交通の要所、鄭州の高速道路入口でエンコした。外に出ると、車が次々と走り続け、排気ガスもひどい。
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開封市
鄭州からは代わりの高速バスに乗り換えた。飛行機並のスムースでスピーディーで物語性ゼロの世界。

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