思い出すまま - No192 /  prev top next

 福島原発、処理水
 古い友達が、FB上で処理水の安全性について批判する文書載せていた。水俣病の患者さんの団体も反対していると、重ねて載せてあった。僕は福島県出身、風評被害は見過ごせない事、FB上、メッセンジャーで長々と論争してしまった。最後はこれ以上話しても無駄と、ブロックすることにした。
 僕だった海に流さなくていいなら、流さない方が良い。タンク増設は限界、代替案がなければ、政府のやり方見守る他ない。
 福島原発事故は、その多くを太平洋が吸収してくれたのです。偉大な母なる大洋です。正確な数字は持ち合わせていませんが、原発事故で大量の放射能が太平洋に流れた。だから陸地はあまり汚染されずに済んだ。地下水も大量に流れた。しかし、海の被害は、放射能日本沿岸の許可あるのみで、ハワイやアメリカ西海岸では危険な数字は出てこなかった。
 
 福島からの汚水は親潮に乗り南下し黒潮とぶつかり太平洋を西に進む。たがら、房総半島以南は汚染されない。ハワイやアメリカに海岸が大丈夫なら、他の太平洋を囲むどこで大丈夫ということなのです。
 それに比べたらはるかに弱い放射能の海中投棄です。問題になる数字ではありません。
反対している人は、公害被害者、環境運動家なら自分達の活動の理念から、漁業関係者なら風評被害と言った市場の問題から、問題は政治的意図を持った人々です。
 自分達の政治的理念の為に、福島の処理水の海中投棄を使うのは許しません。科学的根拠の乏しい反対論には、僕は許しません。彼らが風評被害を作り出し、福島県民を苦しめているからです。
韓国の福島を標的した批判!ブチ殺してやりたい連中です。
 100%政治的プロパガンダです。科学的根拠全くないからです。
沈黙している多くの韓国人は、その嘘に気づいていて、まだ大きな政治的力まで成長していないが、確実に認識の見直しは進んでいると思います。
 
 
韓国は不思議な国
 李栄薫ら韓国の知識人が「反日種族主義」という本を出しましたが、よく分かりますね。反日運動を前近代的な民族主義、多分宗教的と説明していますが、処理水批判の行動などは、全くその通りの反応です。
 韓国の科学者が影響は無いと言っているのに、普通なら声明文を読み上げれば済む話なのに、座り込みをしたり、熱狂的な行動に出ます。
 彼らが騒ぎ出したものだから、一般の人々を引きだられ、水産物の買い控えとなり、結局は韓国の水産業者、漁師が被害を受けることなりました。何も冷静に考えていない行動です。
 
 しかし、ピーク過ぎましたね。同調する人どんどん少なくなっていますから。
僕は僕らの青春、1960?70年代の日本の政治運動と重ねて見ています。
 違うのは、日本の場合、ベトナム反戦とか、世界の動きと連動していました。韓国の場合、韓国国内だけで盛り上がっています。
 一つ言えることは、日本はそれを経験して、多様に物を見ることができるようになりました。大切なのはその多様な見方です。
 韓国の場合も今までは先の本がベストセーラーになったように、反日一辺倒の時代はもう終わりつつあるということでしょう。
 
 余談
 1970年代、日本の左派運動は、赤軍のハイジャックや三菱の爆弾事件でピークに達して、後は衰退します。しかし、環境問題を中心に市民運動は盛んになります。観念的ではなく、具体的な生活レベルの運動は、日本の社会を大きく変えることになります。
 旅行ブームと共にハッピーなど文化面での多様化は、非常に大きかったと思われます。視野が広まり、世界的レベルで思考出来る人増えたからです。
 そんなふうに見ると、韓国社会も今回の左派政権が一つのピークで、政治的には中道化しますが、生活、庶民レベルでは、多様化して、日本人とのコミュニケーションのチャンネルも多様化するのではないでしょうか。良い事です。
 
 
 武漢ウイルス研究所流出説、再浮上!
 5/26、バイテン大統領は武漢研究所、コロナウイルス流出説の調査を命じた。新たな研究や事実が浮かび上がってきたからです。民主党や大手マスコミは、トランプのコロナ対策の失敗の埋め合わせとして、この説を見て、説自体否定していた。大きな方針転換です。やった政治的な色眼鏡が外れたということでしょう。トランプがコロナ対策失敗を流出説で持ち上げたことが、逆にこの説の信憑性を失わせました。アメリカ政府の補助金も使われたのではないかという疑惑も、流出説を追求する意欲を失わせたのです。
 
 感染症の専門家が追求の意欲を失うなか、素人集団が、隠れていた論文などをくまなく集め、この研究所は様々な疑惑を浮上させることに成功したのです。以前鉱山労働者が死亡した原因は、コロナウイルとあること。そのウイルスを保管していたこと。労働者の死亡の原因をカビとウソをついていたこと。恐らくワクチン製造のためでしょうが、アメリカでは禁止されている機能添加実験を繰り返していたこと。高度の安全基準が必要である研究所であるにもかかわらず、容易にウイルスが持ち出される可能性があったこと。などなどです。
 最近の研究では今蔓延しているコロナウイルスには自然界では起こり難い突起があるという論文も出ました。昨年11月に研究所の職員三人が、インフルエンザ、コロナウイルスの被患と思われる症状で通院との記録も出てきました。
 
 中国政府は研究所流出説はどんなに証拠を突きつけられても、否定し続けるでしょう。しかし、それが真実なら、隠せ通せるものではありません。すでに公表された埋もれている論文など探して続ければ、流出説を確証するに足る証拠が出てける可能性があります。これから目が離せませんね。
コンクリートの隙間から
花を咲かすど根性スミレ
 愛される中国
 習近平は六月初めて、外交担当者に「愛される中国」である様にと指示を出した。コロナ蔓延以降中国の対外イメージ悪化するばかりだからです。
 なんか笑ってしまいます。中国の本質がきらわれているんです、表ヅラのお化粧で直せるものではありません。
 
 経済力という武器で世界各地の権力を持っている人々は騙せます。しかし一般庶民は、もっと人付き合いレベルで国を見ています。いい国か悪い国かと。中国の指導者はコロナが起こしたマイナスイメージの根深さを理解していない。今まで中国の経済力は良いのか悪いのか判断しかねていた人々に、中国は災害もたらす悪い国という、印象を与えてしまったのです。これから何十年、中国が何をしようが、世界の人々は、疑いの目で見ることになったのです。
 外交官が言葉の使い方を変えたところで、中国という国の本質を世界中の人々が知ってしまったのです。
 経済関係のニュースなど見ていると、近いうちに中国はアメリカを抜くとか書かれています。僕にはそうは思えません。このマイナスイメージがじわじわと経済にも悪影響を与えるのではないかと思うからです。
 
 僕は歴史は昔から庶民の投影だと思っています。有名な力のある指導者が歴史を作って来たわけではありません。圧倒多数の無名の庶民の思いの投影が、歴史的人物を作り出したからです。そう見ると、世界の庶民にマイナスイメージを植え付けてしまった、中国政府、中国共産党には未来はありません。
 
え・ちえ
 G7
 六月半ばにイギリスで行われたG7の会議は、今後の世界を見る上で大きな会議でした。
トランプが壊したアメリカとヨーロッパの関係をバイデンは修復したからです。これにより中国包囲網の骨格ができました。太平洋の自由主義国とEU諸国の連帯です。
 経済は各国とも中国との相互依存が大きくて、勝手の旧ソ連の様にはゆきませんが、政治的にはこれから様々な問題を話し合いにより決めてゆく体制ができたわけです。
 中国が覇権主義強化すれば、一致して阻止することができます。中国はその根に、中華世界の復権、中国中心の世界の構築があるわけです。自由、人権、民主主義とは相いれない世界観です。断固阻止しなければならない大きな課題です。
 
 アメリカは世界の盟主です。経済力、軍事力が世界一だかです。しかし、だからアメリカを信頼しているわけではありません。自由と民主主義と人権を大切にする国だかです。他国と話し合い、歩調を合わせられなかれば、誰も言うことを聞きません。
 中国をアメリカ一国で抑えることはできません。自由主義の国が連帯しなければ、できないことをアメリカは改めて認識すべきです。
 恐らく中国の今後を決めるのは、中国経済と民衆の力です。経済は人々の生活を豊かにするのが目的です。その為には透明性と権利の平等と格差を是正する方策を政治が保障しなければなりません。社会主義経済が間違いではありません。そこに不透明さと格差の固定化が有るからです。競争原理と弱者保護を両立した社会こそ、最も強く社会なのです。
 
福生市体育館
 コロナワクチン
 僕にもやっと順番回って来たので、ワクチン打ちました。六月半ばに二回目接種です。
 本当に腹が立つ災害です。人災です。怒りを何処にぶつけたら良いか!
 オリンピック、IOCも政府も強行する様子!コロナが再蔓延して、こちらにも災害として振りかぶらないことを願うばかりです。
 何か「災い転して福となす」ことはないか探していますが、見つかりませんね!個人的には散歩な価値を再発見した。ともいえますが、失ったデミリットに比べたら、細やかなものです。
 前向きな姿勢だけは崩さないで行きましょう。
 

思い出すまま - No192 /  prev top next