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乱蘭通信95号TopPaze  2005年5月15日発行
全ページ600×800ピクセルでデザインしています。 
背景は「新緑の滝」













No95・Menu

  石井のお母さん

  詩1・人生は王道を
  詩2・むくむく
        ・・・Mamoru Muto

  富士さくら        

  思い出すまま・・武藤 守

  初夏の水辺

  くわ・桑の実・・季節の花
  皐月

編集後記

○ 住所が上野原町から上野原市に変わりました。他は変わりません。
  〒409-0134 山梨県上野原市大椚464
○ 又、家捜しを始めます。やれることはやってしまったので、他にどんな方法があるか。
○ 仕事も暇になるので、この四五六の季節はいつも活動的でなくなってしまう。今年はこのままアクティブで行きたいことだ、そうでなければ新しいものは生まれてこないのだが。
○ 来年の春この新聞は百号になります。何かお祝いの会を開きたいものです。
○ 世界は激しく動いているのに僕は相変わらずのままで、大した身動きも取れずに下ります。できることは出来るだけのことはやって、あとは時を待つと言うのが僕のやり方です。無理はいけない。後は良い出会い(人や物事の)を待つことです。さてと。
○ 今回は僕の原稿だけです。久しぶりです。時にはいいものです。次回は七月半ば頃です。新緑の季節です。野や山が皆さんを呼んでいます。             5/12  まもる



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 表紙解説/新緑の滝

 昨年のゴールデンウィークの晴れたある日、車で家を出た。旧甲州街道の談合坂の上の犬目宿過ぎ鳥沢に下りるあたりからは富士山が見える。春になるにしたがってここから富士山が見えるのも珍しくなる。(右・①)

 猿橋から小菅方面に曲がり、新しくできたダム湖を渡たると松姫峠に連なる延々と曲がり道となる。一気に七、八百メートル登ることとなる。新緑の山々が美しい。明るいすばらしい季節である。(右・②)

 小菅村に下り大菩薩峠の登山道のほうに林道を進んだ。連休なのに対向車もチラホラである。道を譲り合い二三キロ行くと「白糸の滝」という小さな看板と小さな駐車場が目に入ってきた。500メートルを歩くと白い筋が見えてきた。この滝を見るのは始めてである。誰もいない。小一時間、緑とマイナスイオンを楽しんだ後、小菅に退き帰した。(右・③)

 帰りは奥多摩周遊道路をとおり数馬に抜けた。この道は休日、特にこの季節や秋の紅葉の季節は、家族連れの乗用車や風を切るライダー達に人気のコースである。風張峠の月夜見第二駐車場からは遠く新宿の副都心が見渡せる。こんなに見えるのも年に何度かしかない。(右・④)

 人混みはあまり好きでない。都民の森あたりは渋滞さえしている。早々に数馬に下り、甲武トンネルを通って上野原に帰った。新緑の、年に一度あるかないかの気分の良いドライブであった。

① 富士山

② 松姫峠から見下ろす新緑の山々

③ 白糸の滝

④ 新宿の副都心方向