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自    然 

 今日、もしかしたら春一番が吹くという、吹けば立春直ぐの、早い春の到来です。今日も散歩に出よう、春になれば、歩くのが楽しくなります。
 そして、こういう身近な自然もあるが、もっと広い視野で見た自然もあるので考えてみました。

 人間は社会を作り文明と開花させてきた。しかし、それは人間社会以外の自然破壊し収奪することでもあったのです。温暖化で自然環境は狂い出し、人間もその被害を受けるようになりました。最近のコロナの世界蔓延などは、典型的な傑作な話です。コロナウィルスは科学の力でコントロール可能だったのですが、権限の傲慢さ、思い上がり、コントロール不能な巨大感染を招き、人間だけが苦しんでいる。自業自得です。
 ITやAIの世界も同じでしょう。ある時点まではコントロールできていると、人間は主張するが、一歩予想外のことが起これば、コントロール不能の、巨大なシステムになる可能性だってあるのです。

 自然とは巨大なバランスです。自然破壊もコロナ蔓延も、人間がこのバランスを崩したから、荒ぶる神が罰を下したのです。人間は、人間が作り出したこの科学文明も、自然の産物であり、そのバランスを崩せば、神の罰として人間は責任を取らざる得ないということでしょう。
 古代人が自然との長い付き合い中から学んだこの道理は、これからも健在である事を再認識すべきでしょう。

 さあ、今日は大自然が与えてくれた「春という恵」を探しに出かけましょうか。

2021.2.4. Mamoru Muto
 
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