乱蘭通信１５９号・２０１５年　７３才　澤村浩行

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　再稼動反対のために一年以上住み着いた友人のテント村。常時１０〜２０人は居た。再稼動前後はテントの花ざかり。だが再稼働された日の真夜中過ぎ、原発内から緊急放送のアナウンス。幸い事故ではなく、竜巻警報。どす黒い雲行き早くその間に横線のいなずま。

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　川内原発再稼動反対の原発周辺デモ。最近のデモの特色は、個人や主婦や家族や近所の人の誘いあわせや、フラット参加する若者と老人。左翼系のシュプレルコールの代わりに日常的個人的音楽的な声を上げる。ＳＥＡＬＳという安保法制に反対する若者グループも、福島原発事故から考え始め、秘密保護法で火がついた個人の繋がり。彼らはデモの後、鹿児島市内でキャンペーンを張った。護憲か改憲かの前に、安保法制を成立させた現政権の強引さに声を上げているようだ。ヒップホップ調の呼びかけ新鮮だし、言葉にはスピリットがこもっている。そして年長者の続けてきた運動へのリスペクト。僕自身は、自衛隊員の社会的に位置と行動圏を確定するための改憲は必要だと思っている。その為の議論を尽くした上での。