さくらさくら 二
日本の春はどこに行ってもさくらです。
お彼岸過ぎたらお花見をする。
日本人の願いがそこにあるからです。
明治以降、近代化により、西欧の豊サを夢見た。
花の数の多く、派手なソメイヨシノが好まれ、
あらゆる処に植えられた。
戦争で荒廃した国土に植えられた、サクラの花は、
復興の証であり、人々に勇気を与えた。
高度成長もサクラは豊かさの象徴だった。
地震や災害も同じ、サクラの花は人々を勇気つけた。
だからです。さくらは日本人に愛されるのです。
2023.4.3. Mamoru Muto