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 乱蘭通信200号記念 お蕎麦の会
 生活保護申請しているのに、人を集めててパーティーと、知れたらどう説明すれば良いのか、少しヒヤヒヤでした。しかし、形にして置きたかったので、開きました。
 50号の時は吉沢元治さんに、コントラバス弾いてもらったと思います。100号の時はアートランドで、踊りも入ったパーティーだったと思います。
 今回はひっそりとお蕎麦だけの会でした。今の僕の状況では、それで精一杯。
 いつもは食べるものは残るのですが、今回綺麗に残さず食べてくれました。
 
  
 
2022年の重大な事件  ウクライナの戦争
 それはなんと言ってもウクライナの戦争です。人間が起こす災害で戦争程悲惨なものはありません。
 世界は一体です。ヨーロッパの戦争で歪みが生じれば、地球の反対側の日本でも、政治、経済と大きく影響受けます。物価高、燃料費の高騰、と言った経済面は生活もちろん、政治も防衛などの話題が盛んになります。また、プーチンから弾薬の依頼を受けた北朝鮮は、嬉しさのあまりか日本海にミサイルを何発も打ち込んでいます。
 経済制裁が思った以上に効いていないのは残念です。そして、連日のロシアによるインフラ攻撃、電力網への攻撃に悲惨さは増してゆきます。しかし、ウクライナ国民は耐え抜いてゆくと思います。そして、ウクライナ軍は確実にその実力を上げ、冬は反撃の時と、ウクライナ軍の攻勢に期待したいものです。 
 
 戦争始めたプーチンの思惑は、「領土拡張?」です。古い時代の欲望です。ロシア軍は古い軍隊、半世紀前の組織です。千人を単位とした大隊方式。将軍や上位の左官の権限が強く、下士官はただ命令を守るだけです。ロシア軍司令部が、前線からす何百キロも離れた場所にあり、前線下士官達は、一々司令部の許可が必要があります。
 それに対してウクライナ軍は、参謀本部とタブレットで下士官まで情報を共有し、更にパルチザンも共有しています。下士官に大幅な権限が許されており、現場の小隊、中隊が、臨機応変に戦術を変えることが出来るのです。戦力、装備で十分の一のウクライナ軍が、五分の戦いができているのは、前線での兵士達の創意工夫の賜物です。
 ロシアの兵員、装備の量に対する、ウクライナの質の戦いとなっているのです。
 
 プーチンは未だに戦争と言わず、特別軍事行動と言っています。市民生活には影響与えない。と言って始めたのに、戒厳令並みの国内規制と予備兵の徴集まで追い込まれました。ロシア軍の士気が低いのは当然です。大ロシア主義は古い思想です。そんなもの信じているロシアは一部す、多くのロシア人はそんなものに命かけたくありません。
 それに対してウクライナは対照的です。家族を守ること、自分の町を守ることですから、士気は高くなるのは当然です。
 
 ロシアは厭戦ムードが高まっていますが、プーチンの独裁政権を倒すほどではありません。だから、ダラダラと戦争が長引いているのです。そかし、プーチンにとって今停戦しても、領土拡張した訳ですから、勝ちなのです。
11/6 落ち葉のハート 公園で
 ウクライナはNATOの一員ではありません。アメリカもNATOも介入も支援も法的には、義務はありません。しかし、ウクライナのロシア化となると政治的大きな問題です。そして、民主主義を守る戦いに、援助しなければ、自国の民主主義の沽券に関わることです。
 NATOが介入したら核兵器を使うと、プーチンは最初から言っています。実際に使かえば核兵器使用のハードルが低くなり、世界の紛争地域で核兵器使用が容易くなるのが、一番の問題です。それ故に、NATOのウクライナ支援は慎重に、情勢分析しながら進められているのです。
 
 NATO軍が直接介入したら、ロシア軍は一週間でウクライナから追い出されるでしょう。それだけの通常兵器と兵力には差があるのです。歯がゆい戦いであることは確かです。ウクライナの人々に頑張ってもらう他ありません。
 
 2022年、日本の漢字が「戦」です。地球の反対側の日本でも、ウクライナ戦争が大きく影響した結果です。
 
 ロシアはインフラ攻撃特に電力施設の攻撃をして、冬を控えウクライナ人の意識を萎えさせようとしています。それはウクライナ人にスターリン時代の大飢饉「ホロドモール」を思い出させてしまったのです。人為的な飢饉です。
 当時、工業化の資金が欲しくスターリンは農民、特にウクライナの農民から小麦を取り上げ、外国に売ったのです。その結果400?1300万人の餓死者が出ました。
 そう言った暗い過去を思い出したからには、電力がないくらいでは怯みません。打たれて強いのです。生き延びるためのさまざまな知恵を働かせているのです。ロシアは勝てませんね。
 
11/21 亀有に出向く
 生活保護
 去年は変化の年、春には引越しをして、秋には生活保護と破産手続きをしています。生活保護の申請しながら笑ってしまいました。生活が窮屈になるどころか、豊かになるのです。健康保険や市民税、車にかかる経費など総合すると、生活レベルが下がるところが上がるのです。
 市役所の職員から、自分の車どころか、運転そのものが禁止。と言われた。しかし、僕はあまり困らない。それどころか、歩くという新たな価値を再発見したことは大きいです。
 
 面白い事に、コロナ禍で暇になり、ドライブでは運動不足になるので歩き始めました。そして、歩き始めた二年後には、車自体が使えない生活になりました。十月に田舎に帰るのに車を使ったら途中で壊れて、廃車にしました。何やら因縁めいたものがあるのかも知れない。
 車が使えなら電車乗れば良いだけ。恐らく「生きる」という事の原理原則に立ち帰れ。という神様のお告げでしょう。歩けば、今まで見えてこなかった事が新たに見え、新たな人生にふさわしい、という事でしょう。
 
12/7 小金井公園 建物館
 中国ゼロコロナ政策緩和 混乱の始まり
 とうとう中国政府はゼロコロナ政策からの離脱に動き始めました。しばらくは大変でしょう。都会から地方に感染は拡大します。深刻なコロナ騒動なる可能性が高いです。
 
 中国製ワクチンは効果が弱いし、地方の高齢者は摂取している人も少ないと聞きます。ゼロコロナ政策のおかげで、自然抗体の蓄積も少ないのです。また、政治的な理由で、アメリカのワクチンは受け入れ拒否をしています。
 オミクロン株で死亡者が少ないと言っても、数千万、億単位の感染拡大となれば、百万人単位の死亡者出る可能性があります。緩和はいいが政策変更が極端だという、この国の本質的な問題が、更に騒動を大きくします。
 
 
 全国に広かったゼロコロナ反対運勢を「白紙革命」いうマスコミもあります。秋の党大会で習近平政権の第三期が承認され、習派一色となりましたが、それは共産党の内側だけの話です。国民は、多様な価値を求めているのです。この流れは歴史的必然です。共産党だけが歴史に逆行しているのです。
 
え・ちえ
 これから中国の地方農村部へのコロナ感染拡大は、避けられません。経済成長という豊かさは、不均衡な、バランスある成長ではありません。インフラ整備とか建物は近代化したが、ソフト面は脆弱なままです。地方の医療、保健や年金、行政サービスの充実と言ったものです。この国が社会主義を看板かけながら、その本質をないがしろしてきたのです。
 
 これから、中国はバブル経済の後始末という長い経済低迷が待っています。不動産問題などが再度浮上してくるでしょう。共産党と世論は乖離しています。世論は価値の多様化を益々求めて行くでしょう。政治的混乱はこれから益々激しくなると思います。恐らく習体制一本化は、それを見越して、強いリーダーシップで乗り切ろうという思惑でしょうが、無能な官僚馬鹿の集団化が一層進み、政権自体の崩壊を早めるかも知れません。
 
 ここに来て中国で大汚染拡大は、因縁めいていますね。中国から始まり、中国の感染拡大を持って、普通の感染症になる。と言った文章が成立します。
 今の感染拡大で、中国に自然抗体が蓄積されれば、大流行は収まります。世界の国にも同様です。このコロナは、中国から始まり、世界に広まり、最後に中国で大流行して、ただの風邪になった。面白い因縁です。
 
 
 十二月
 昨年の十二月に兄が死んだ。お袋も十二月が命日。それぞれ小さな祭壇にお線香を点しました。肉親ですから、彼らを供養することは、自分を大切にすることと同じです。冥福を祈ります。合掌。
 
 田舎の甥にメールしたら、兄貴はよく大福を食べていたという。甘党ではなかったと思うが、年取って食べるもの変わったのかしら。お酒は欠かせない。そして大福も添えました。
 また、お袋は甘党。昨日おはぎを買ってきました。後、なにかお花でも添えましょう。
 

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