思い出すまま - No189 /  prev top next

 2021年コロナ以降!世界は?
 
 アメリカもヨーロッパも日本も、半年で新型コロナワクチン接種が出来そうです。悪夢からやっと目覚めることが出来ます。そしてまずはコロナによって疲弊した自国の経済社会の立て直しからです。
 まるまる1年間、どれほどの損傷受けたかは、今は分からない。元に戻す過程で、それが鮮明化してきます。一年二年で修復出来るのか、もっと時間がかかるのか?です。
 米中対立はこれからも深刻化すると思いますが、その損傷の度合いにより、世界のパァーバランスが変わってしまうので、中々先を予想することは出来ません。しばらくは予想出来ない世界です。コロナが収まらなければ、見えてこない世界です。
バイデン政権はトランプが壊した単独主義の修復をするでしょうが、各国のコロナ後遺症がどの程度かにより、協調主義の力が変わります。
 また中国はコロナからいち早く復活しましたが、国内の不動産バブルなど、表に出ていない問題の深刻度により、共産党政権の言うことがどこまで信用できるか分からないのです。蓋を開けてみないとわからない世界という事です。
 
鎌倉の香織ちゃんからリンゴのシロップ煮が届いた。 
 悩める文政権
 米中対立が激しくなり、政治軍事はアメリカ、経済は中国という韓国の二股外交に、最終的はどちらに付くのかと、両国から圧力がきっています。
文さんと政権の中枢部の人々は、社会主義の理念を掲げ人々ですから、アメリカと縁切り、中国に同調したい。という夢を見ている。現実を許してくれないでしょう。
 社会主義か自由主義かの価値観の違いと、簡単に図式は出来ない。これからのアメリカの民主党政権が、世界との調教路線がどれだけ中国包囲網として機能するかにかかっているのかも知れません。
 トランプのアメリカファーストは、自由主義国に大きな亀裂を生んだ。アメリカに反発せる国々は、政治的には中国を非難しても、経済的には中国との関係を切らなかった。バイデンがその穴を何処まで埋める事が出るか、それにかかっているような気がします。韓国としては、もう少し様子見をしたい。という事でしょうね。
 僕としては、せっかく社会主義的に、格差の是正は賛成です。政権を維持するためとか、国家社会主義の方向には進んでほしくないですね。自由や人権を保障出来ないなら、反対です。
 
 12/8 文さんがTPP参加を検討。とニュースで流れた。習近平もTPP参加を検討といっていますが、中国は無理。国営企業の透明性はとTPP相容れない。文さんの方も派手に去年まで反日正義をぶちあげてしまって、今更撤回は出来ないでしょう。徴用工の判決は間違いと表明しなければ、日本政府は納得しない。
 国際政治や経済やそういったことの専門家がいない、いわば素人衆団が文政権です。一番いけないのは「うちに優しく外に厳しい」というダブルスタンダートの韓国特有の悪しき伝統です。そこで正義を叫んでも、人々は興ざめするばかりです。
 
 韓国からのニュース報道で、特に政治的な側面で、一番面食らうのは嘘が多すぎるということです。「正直者が最後に得をする」「貧乏でも嘘はつかない」というのが世界的な倫理の基礎です。儒教圏では必ずしもそうでないということです。建て前と本音が常に矛盾する。不買運動推進者が日本の高級車を所有していたり。ダブルスタンダートの問題。物事を表ずらだけでやりすごしているから、いつまで経っても議論が深まらないからです。いつまで経っても軽薄な民族として世界から見下されるのです。
 一般庶民は愚直です。そういった人々の仕事が評価されないような気がして、僕は嫌です。
 
え・ちえ 
 アビガン未承認
 昨年12/21開かれた厚生省の薬剤の審議会は、コロナ特効薬としてのアビガンを継続審議とした。治験をした医者の恣意性を排除きず客観性が担保できていないという理由です。ここまで厳格になる審議会とは何でしょうか?現時点では理解できません。
 認定されれば、コロナ感染が認められた、症状なし、軽症の自宅待機などしている多くの人がアビガンを使い、待機時間を半分する道が開かれないことになります。現在の状況は完全なる特効薬を必要としている訳ではありません。
 審議会のこの厳格さは、過去にあった薬害事件の反省故の立場は分かりますが、専門家のみならず、納得出来ない判断です。
多摩川河川敷き中央公園入口の
カッパちゃん。だが帽子載せたのでしょう。
 
 韓国ユニクロと不買運動
 十二月にソウル市と韓国政府が、不買運動の対象だったユニクロを社会貢献した企業として、表彰した。韓国企業より先に台風被害に資金を出したからということです。すぐさま、不買運動団体は政府に抗議するという事態に及んだ。
 商売してもらっている社会に社会貢献するのは、日本の企業としてはむしろ当たり前の行動です。アフリカ難民支援とか、ユニクロは積極的です。根底に社会貢献するという近江商人の哲学があるのです。また世界の大企業は率先して社会貢献をしています。自国の台風被害にユニクロより支援が送れた韓国企業の方が、企業は社会的存在であるという認識が鈍いのです。
 これひとつをとっても、ユニクロは韓国人に嫌われる理由はありません。目立つという理由からのみ不買運動の対象になっている訳です。アサヒビールなども同じです。
 
 不買運動は政治的動機で韓国人はこの事実知っているのですが、今でも七割の人は今でも不買運動をやり続けるべきだということはなかなか分かり難い。
 不買運動の政治的動機は、かっての日本併合時に反対する、ということが一番の根にあるのですが、韓国人自信がそれは、教育や言い伝えや周囲の政治的環境によるもので、すこぶる観念的な概念になっているのです。その根拠を問われたら、きちんと応えなれる人は少ないでしょう。
 僕も学生の頃、ベトナム戦争反対とかよくデモに参加しました。行かないとおかしな社会の雰囲気だから、行ったのです。活動家という先頭に立っている人が、色々説明するが、意味がからなかった。かえってって、その理由の方が無理な論理展開が目立ち、疑問の方が膨らんだのを憶えています。
 恐らく韓国の反日も不買運動も、そんな社会の雰囲気が大きく関係しているのでしょうね。違和感は感じても、正面から否定するものを持たなければ、人は大勢の動向に従います。
 
 ユニクロが台風被害者にいち早く支援したとか、知るにつけ、ユニクロに対する悪印象は薄らいでゆくのだろうと思います。
 僕の勘ですが、昨年の不買運動辺りが、今までの韓国の反日運動のピークで、これ以上悪化することはないと思います。韓国の日本に対する悪感情の出るものは出尽くしたと思うからです。冷静に考えれば、憎悪する理由は少ないと分かってくるのではないでしょうかね。期待的観測ですが。
 

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