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〝 あの日から… 〟  続き
 
 ほぼ毎日、とろろ昆布汁(梅入り)を食している。実は〝あの日の約一年前に不思議な体験〟をしていたのである。
                                        
 2010.4/26  東京湾に出向き、炭を一本持ち、たいこをたたいてうたい、体のチャクラを調整していくということをやっていた。だるくなってしまうような東京湾の潮の香り、小学生のはじめの頃、潮干狩は、西船橋あたりで熊手を持ち、あさりとりにむきになっていた自分をおもいだす。
 その頃とはもうちがう。
 炭を東京湾に祈りと共に友達と投げ入れる。ピューン!ポチャン。〝海を少しずつでも浄化して、石油にでもなっておくれ、じゃあ、"何万年か後によろしく。〟
 
 体内のチャクラは、少しずつ回転している。毎日違う響きだが…
 なんだかんだと催しは終わり、東京湾の夕日を眺めていた。
 春霞かな…。久しぶりに一日中、陽を浴びていたのと調整しはじめたチャクラ。
 友達と夕食を終え、礼を言い、駅まで送ってもらい、帰途に着く。
 都会の喧騒の中をくぐりぬけ、家にたどりつき、〝コウタロ先生、ただいま、お留守番ありがと!散歩いこっか?俺、留守番飽きた…。散歩終わったらごはん!〟
 
 帰る時間が遅くなると思っていたからごはんお皿に盛っていたのだけれど『食べてない』
 〝ずっと待ってたんだな~、人間でも一人でごはん食べんの時々嫌になるしね。〟散歩、散歩っ…
 考えるまでもなく、先生がちっちゃい頃は「走れる場所」たくさんあったしな…
 今は少ないから、足も細くなってるし…。なかなか「自由なはずなのに」自由にならない事が多いですね。
 
 先生ごはんもすみ、コーヒーを落し、しばし、ボーッ!とする。
 あっ、そういえば、一人、面白い人にあったな。出会っていきなり「俺は、ここに56億7千年前からここに居る。」とか言っていて、わたしは、「あ、そうですか…。」内心、心の中がポカーとして妙に納得してしまったのだ。ふんわりしてるなあ。
 たまにしか出かけないけど、いろいろな人に会うが…
 
 コーヒーすすり、一日の用事をすませ、
〝あー、無事、一日終了。もう眠ろうかな。コウタロ先生。今日もご苦労さん。ペロッと返事。それじゃ、おやすみねー。心地良い眠りについた。真夜中。〟これは夢かな?
 
 私のみぞおちのあたりが、ポッカリ空間になっている。
 寝て居るのに…観える。
 宇宙がある。
 私のみぞおちのあたりのポッカリとしたところが宇宙になっている。
 とたんに、白い霧のようなものが現れ(入道雲見たい…)
 白から紫だぁ。あれ、その奥にものすごいエネルギーかなり強力な〝光〟音は、バリバリいっている。
 しばらく続いたかと思うと、〝シュッ…〟と何かに吸いこまれるように音をたてて消えてしまった。
 あとは、無数の星をたたえた宇宙があるだけ。ポッカリしたところに…
 
 後に、何か、大きなものからの声。
〝見守るぞ。〟
 瞬間。起き上がって、まわりをみわすと、何も変わりない、自分の部屋。コウタロ先生も、ちゃんといるし、まったくのしらふ。
 
 チャクラが、みせてくれたんだなー衝撃的な、体験だった。
 
 翌朝、昨日、一緒にいた友人に電話をし、昨夜の出来事を話すと、〝それはスゴイ。〟と一言。よもやま話の後電話を切った。
 何日か後にその友達から電話があり、知人の死と知らされたのだが、何かに〝呼ばれているらしい。〟その方は、アマミ出身。過去に何回か出くわし、話をすることも、ほとんどなかったのだが、強いヴァィブレーションを持っていた。
『勇気』
 
 みんな助け合い、話し合い、なごやかに勇気をもて!
 知恵を出し合おう。
 お金は大切だが、それだけにしばられては、ならない。
 勇気と知恵と輝きだ。
 これから何をしよう?
 迷う時もあるが、
 これからの事をもっともっとおもい描こう。
 悪い事もあるだろうが、良くしてゆくこと。
 勇気を持たなくては…
 忘れてはいけない。
 『勇気』だ。
 
 そして一年過ぎ〝初夏の暑さの中で暮らしている。〟ナンジャクな私が、これからどこにゆくのか、まだよくわからないが、
 コウタロ先生と、移動していくことに決めた。
 
 改めて伝えましょう。
 私達に、「戦争と原発」はいらない。
 この星の存続と生きとし生けるもの達とその子供達のために…。
  NO NUKES ONE LOVE
 
     ありがとう。合掌
2011.7.7   麻梨
 
 P.S.
 2011.4.26. チェルノフヴィリ原発事故発生25年。未だ収束つかず

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