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飛 雲
小さな時から、雲は友達だった。
多分に神経質で、子供達と遊ぶと、
傷つくことも多く、
一人の世界で空想することが多かった。
空の雲はいつでも、
僕を優しく包み込んでくれるものだった。
田舎を出て都会に住むようになっても、
流れる雲を見上げる時が多かった。
そして今、コロナ禍で暇な時間が多くなり、
雲はまた身近な存在となった。
2022.9.29. Mamoru Muto
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