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韓国、反日運動の根にあるもの 


 どうして反日運動がしつこく続くのか。色々考えて、中華思想の宇宙観にたどり着いた。
 野蛮国である日本に支配されたのは、朝鮮族としてこの上ない恥だという意識です。

 そして、損なわれたプライドを、少しでも取り戻そうとするのが、反日運動です。
 しかし、階層的に見る、その宇宙観こそが、現在の世界には適応していないことに気づいていないのです。

 アメリカやヨーロッパにはへつらい、東南アジアやアフリカの人々には居丈高になる。
 国や民族を平等に見れていない。階層病、差別意識に陥っているのです。

 最近SNSで、韓国の若者が、フィリピンの若者を「遅れている」と罵り、大反発を受けたことと、歴史的事実以上に拡大解釈して、日本を批判する反日活動家の心情は同根なのです。

2021.3.26. Mamoru Muto


映画『狼をさがして』キム・ミレ監督


   韓国のドキュメンタリー監督が描く、東アジア反日武装戦線の爆弾闘争とその後

 1974年、400人近い死傷者を出した三菱重工爆破事件の犯行グループ「東アジア反日武装戦線“狼”」。その周辺を追った韓国発のドキュメンタリー映画です。

 何故今、韓国人がこの事件に興味を持つのでしょうか?左派が強かった当時の日本、大企業の海外進出、根深い差別問題など、現在の韓国との類似を感じたからでしょう。

 主犯格として逮捕され、死刑判決を受けた大道寺将司、彼はアイヌ文化の影響下で育ち、多くの差別に気づき政治活動を始めた。方法は容認できないが、民族差別には共感できます。

 キム・ミレ監督も、韓国社会が経済成長し、海外進出した企業が現地の人々を差別することを指摘しています。

 この記事を見つけ、韓国は近い国だと思った。日本の過激派の映画を通し、組織化された左派から抜け出し、差別を多方面から見ようとしている。面白いですね。上の考えが浮かんだ。 (ま)
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