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若 葉 の 頃 



満開の桜に雨が降り、随意分と花びら散らしました。
次にやって来た強い風が、またたくさん花びらを落としました。
木下は、ピンク色に染まりました。

その後から、茶紫の新芽が出始めした。
隣のケヤキはもう明るい、緑色の葉っぱに変わり、木全体を覆う勢いです。

遠くの山々は、紫、白紫、薄緑と毎日色を深めて居ます。
季節は命の喜びに満ち溢れています。

ふと自分を見ると、素直に同調出来ないものを感じます。
世俗からやってくる、雑菌だらけの自分に気付きます。

不要なものは捨てましょう。
雑なるものはなくし、無垢な自分を取り戻しましょう。
そして、この無垢な健康的な命の力を、たくさん受け取りましょう。

2019.4.14 Mamoru Muto
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