祭 壇
たくさんの一周忌に、家に小さな祭壇を作りました。
ポッカリと空いてしまった、心の空洞。
一年経ち小さくはなったが、まだ消えずに残っています。
そんな悲しみの空洞が、
ここかしこ、心の所々に増え続けています。
思いは在りし日を駆け巡ぐり、
小さな痛みとなり、
まとまって、胸をしめつけます。
祈る他ありません。
自分では、なにも施ようがありません。
自然と出てくる涙を、受け止める他ありません。
今日は、悲しみで心を満たし、
祈りましょう。
2019.4.4 Mamoru Muto
命日はドタバタと、形だけのことをしただけでしたが、
時間が出来、詩にこんな気持ちのまとめが出来ました。