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暑さについて、こんな風に考えてみた。 


人間は犬や猫と違って体毛が薄い。
近いお猿さんと比べても、毛は少ない。
体毛は寒さから身を守るために発達したものです。
体毛の代わりに、人間は全身に汗腺を発達させている。
汗は暑い時に体温の調節をする器官です。

そこから類推できる事は、人間は寒くない所で生まれた。
暑い時は汗をかき体温の上昇を抑える機能が、
他の動物より優っている。
南の地で生まれ、夏に対応した動物なのです。

ここまでは生物学的に基本的な性格です。


それ故に、寒さに対しては、衣を身に纏う、
という知恵を開発した。
その知恵こそが、
世界に居住地を拡大する為の必需条件の一つになったのです。
それが人間としての始まりの一歩なのです。
と。
2018.8.2 Mamoru Muto
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