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帰     省 


三年ぶりにお盆に田舎に帰った。

山々も川も野も、
町の家並みも、村々の佇まいも、
実家も、そこに住む人々も、
水も空気も、木々や草花も
何にも変わっていない。

あった!変わったものが、
庭の木が大きくなっている。
でも、変わったのは、それだけ。

田舎はそれでいい。
僕は変わらぬ事を見に来たのだから。

2018.8.15 Mamoru Muto


(↑ 実家の縁側から、昼間、夜中国道車なし、車あり。)

 実家に帰り、夜中眠れないままに、縁側から外の風景を眺めていました。隣の国道を走る車もまばらで、時々強い光をこちらに投げかけて来ます。
 この夜の風景こそ、僕の高校時代の思春期の風景なのです。
 それで、こんな詩ができました。
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