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朝起きて「今日も一歩前に進みましょう。」と自分に声をかけるて起きる。
夜寝るときは「何時もと変わらない一日だった。」と感想を持って床につく。

子供の頃、毎日が未経験の不安と希望の日々だった。
街の路地の曲がる角を間違えただけで、知らない街並みが続き、恐怖のどん底に落とされた。

経験とは恐ろしく、日々を感動や不安の少ない、無感動な平板なものへと変化させてしまう。
毎日が山と谷の往復のような感動の日々が、なだらかな平野を進む日々へとへ変わってしまった。


しかし、前に進むことを止めることは出来ない。
止めたら、益々平板な感動や不安の少ない日々になってしまう。

ものごとを決め付けてはいけない。
夢を見続けることを止めてはいけない。
感動こそが、命の細胞を活性化する唯一の方法だから。

2016.10.7  Mamoru Muto
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