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健全な視点で


健康にとは分かりやすいようで、なかなか難しい。
体についても、心についてもバランスの取れた状態という事なのですが。
社会見る時も己の心身の健康を基礎に、見た視点が健全ということです。

現実の社会は、川の流れのように一定ではない。
僕らは社会から離れて生きらられず、水面に浮ぶ芥のような存在である。
そこで健全に見るとなるとなかなか大変でなこである。

逆に、病んだ見方とは何かを考えたら、分り易いかも知れない。
固定した見方に固執すること。
自分が素直に感じたことを無視すること。
様々な見方がある事を認めない事。
などである。


健全とは、歴史的必然を見抜く力でもある。
目先の利害だけではなく、一歩二歩先を見ようとする努力でもある。


政権が代わり少し保守化した所で、間違った政策はいずれ是正される。
「取り戻す」といって、成長期の政策をした所で、
若者はいない、年寄りの国家が、戻ることなど出来ない。
いずれ然るべき政策に変更せざるを得ない。

日々の技術やシステム革新で、安全な自然エネルギーが
低コストで得られる未来は見えている。
病んだ目には、変化する世の中が見えず、目先の利益で原発をごり押し、
未来に大きな損失を想像できない。


基本は自分の心と体だのバランスを確認し、その目で現実の社会を見れること。
捕らわれを捨てれば、自ずと未来は見えてくる。

2015.5.10 Mamoru Muto
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