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飢   餓
 
 
何と懐かし言葉でしょうか。
青春の日々を思い出させてくれる。
飢えることのなくなってしまった今日
でも心の飢餓は消えることはない。
 
 
三月の地震と原発事故は、一時的にせよ、
僕を青春へといざなってくれた。
 
重い雲が低く垂れ込め、不安は満ちに満ちていた。
光を求め、右往左往する人々の様は、
僕の青春と重ね合わせることが出来ました。
 
弱い者は生き残れない、特に心の弱い者は。
 
 
秋になり、平凡な日々が戻ってきた。
明日が約束出来る有り難さが、身に染みた。

でも、ここで満足していいかと、
そんな疑問がフツフツと持ちがあって来ます。
 
12/3 2011 Mamoru Muto

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