何もない本棚の上に小さな祭壇を造りました。
そう、今日クリスマスのイヴの日は、母の命日。
可愛い花瓶に花を飾り、
お線香を燃やし、蝋燭を立てました。
そうそう、好きだった甘いものも忘れてはいませんよ。
もう何年になりますか、指折り数えます。
生きている間は喧嘩ばっかりしていたのに、
いなくなると、ほんとうに寂しいものです。
そしてね、感謝の気持ちだけが、浄化されて残ります。
毎年クリスマスイヴの朝は、手を合わせます。
時は少しずつ遠くになりますが、
ありがとうの気持ちは、
ちっとも褪せることはありません。
だからお願いね、貴女も僕らを守ってくださいね。