息をして初めて生き物。
動き回って初めて動物。
知恵を出して初めて人間。
ものが美しいのは生きているからです。
自分をあまり安心安全なところにおかず、
一日一日を精一杯生きて行きましょうか。
そんな日々の営みの狭間からこぼれ落ちる、
言葉や振舞は、きっと外から見たら
美しく見えたり、聞こえたりするものでしょう。
生きているものはみんな呼吸していますし、
動き回って初めて動物といえます。
知恵を出せなければ人間とは言えない。
それは、
知恵は知識とは違って、
必死に生きようとした時にしか生まれない、
心の閃きだからです。
生きよとするものすべが命の輝きと同質だからです。
動物や植物は、人間のような知恵を出す能力はないけど、
美しい花を咲かすし、奇麗な声で囀る力を持っている。
それは「生きよう」とする本能の美しさです。