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どくだみ(じゅうやく)








北斜面の湿気の多い林や家の裏庭に密生するこの草、花弁の可愛いらしさとその強い臭いと薬効のアンバランス何故か心を引き付ける。人間の社会でも「正義」とか「良心」とのは日ごろは目に見えぬのだが一端危機が発生すると、強力に作動し始める。それが健全な社会なのだろうとこの花を見ていると思われてくる。この世の中「不景気」とか「夢がない」とか余り悲観的に見るべきじゃない、この草の薬効のように二重三重にすてきな物は隠れて居て、この世を支えている。きっと。
 乾燥したドクダミでドクダミ湯にするとなかなかいい。

(まもる)



 どくだみ(十薬・じゅうやく)  学名  Houttuynia cordata



 どこにでもはえている多年生草本で、草全体に独特の悪臭がある。地下には、白色で円柱形のやわらかい根茎があって長くのぴ、さかんに枝分れしてふえる茎は高さ15~35cmで、直立分枝し、平滑無毛、黒みをおぴた紫の芭がついている。葉はまばらに互生し、卵状心臓形で、先は短く尖鋭し、基部は広心臓形、長さは5cmぐらいで青味をおびた暗緑色、全緑、なめらかでやわらかい葉柄の下部には托葉が接着している。夏の初め頃、茎の上方から花穂を出し、花軸のまわりに淡黄色の小さな花を穂状につける。穂の下に自い花弁のような4枚の総包片を十字形につけるのでらょっと見ると穂が1個の花のようにみえる。花には花被がなく、おしぺは3本で花糸が長く、子房は上位で3室に分かれており、細い花柱が3本ある。果実はさく果で、残存する花柱の間の所て裂け.淡褐色の細かい種子を出す。地下茎や葉は民間薬として用いられる。
〔日本名〕ドタダミは毒痛みの意味だろうと言われる。ジュウヤタは*薬の字音にもとずくとか、または馬に与えると十種類の薬の効能があるので十薬というのだとも言われている。
〔漢名〕

―牧野植物図鑑―

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