No98・Menu
詩・心は戦士として
・・・Mamoru Muto
伊豆の夕日
彼氏と彼女だけの指
・・松田 ユウ
アンコール サイクリング ブルース
05年9月 カンボジャ ・・澤村浩行
思い出すまま・・武藤 守
さざんか・・季節の花
2006年切り絵カレンダー
篠田香織
編集後記
○ 津山の石井のお母様、九十才の誕生日おめでとうございます。80才は家族の宝、90才は町の宝、100才で国の宝、105才過ぎたら世界の宝です。いつまでもお元気で!
○ 九月十月十一月は大工仕事が忙しいのでそちらに専念して、十一月から引っ越しの準備を始め、十二月中には完了すると言う大雑把な予定を立てた。
○ 旅行中のサワさんから、原稿用紙四十枚近くの原稿が、十月半ばに届いたが、手間のかかるのでサワさんの原稿は今回は半分だけ載せました。
○ 今回は澤村浩行、松田ユウ、むとうの原稿で作りました。次号は一月半ば頃です。
○ 人生はゆっくり、のんびり、時に阿呆らしく、でも品位と格調は忘れずに生きたいものです。 11月中旬 まもる
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背景写真・・
「 愛いとしのヤッさん 」
僕の大工仕事仲間に通称ヤッさんという友達がいる。本名は安田良宏よしひろと言う。僕と同世代である。絵を描いているのだが、この年まで子供の心を忘れないと言うか、十代で成長が止まってしまったような人なのです。大工仕事をしていると、「あのねあのね」と話しかけてくる。「どうして、なぜ」と質問してくる。日に何回か、「うるさい」と癇癪を上げることとなるのだが、家に帰ると、ヤッさんどうしてるかと気になってくる。
これは、夏休み住宅情報誌に善福寺公園でホーカスされたときのものです。山高帽に手拭いと長めの半ズボン。あまりにも風景に溶け込んでいるので僕も使わせてもらうことにした。(M)