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乱蘭通信92号TopPaze  2004年11月15日発行  全ページ600×800ピクセルでデザインしています。






 No92・Menu

   西日 穏やかな秋の日に
            ・・Mamoru Muto
   医者の選び方・その後
            ・・こまきみどり
   メグちゃんの絵
   楕円で遊ぶ子 空中散歩
            ・・星野修三
   切り絵カレンダー
            ・・篠田香織
   時明かり
            ・・八木雅弘
   思い出すまま
            ・・武藤 守
   ハゼ    ・・・・季節の花




      
      11/22~23 金大煥 追悼コンサート

      11/24 星野文昭集会

      11/29~12/5 「塵の狭間」展
            ・・貝野沢章・ほか

編集後記

○ また新聞を出すことができました。有り難いことです。
  この前まで暑さと台風でヒィーヒィーといっていたのに、急に寒くなり、今度は雨と地震。季節の変化が少し荒くなっているようです。地球も僕ら同様生きているということでしょう。

○ めぐちゃんがずいぶんと健康的になりました。絵を見てもわかります。
  進歩がない本人は謙遜するけど、香織ちゃんの切り絵には中に詩があっていいですね。僕の姉もファンになったようです。

○ 会津若松の叔父より今年も玄蕎麦送ってもらいました。年内が「新蕎麦」といえる時期です。呼んでいただければ一式もって参上いたします。

○ まったくないわけでないのですが、家探しなかなか、なかなか。いい情報あったらよろしく。

○ 今回は、小牧みどりさん、めぐちゃん、香織ちゃん、星野の修ちゃん、八木ちゃんなどの原稿で作りました。次回は年明けてからです。
  では皆さん、良いクリスマスを、良き年の暮れを、そして良き2005年を。とまとめてお迎えできますよう、草葉の陰からお祈りしております。

                                                              11/12 まもる




写真解説

写真は十月下旬の奥会津の昭和村あたりの田園です。母の法事で帰郷したとき中越の地震があった。檜枝岐から尾瀬の北側・奥只見湖を通り、越後・小出町へ抜ける道沿いの紅葉見物を予定していたのだが、地震で変更せざるを得なくなった。昭和・南郷・伊南へ、檜枝岐へは曲がらず館岩・会津高原・川治温泉に抜ける道を通って帰ってきた。例年なら真っ赤や真っ黄色の紅葉が見れるはずだが、今年は十日ぐらい遅い。予定のコースをとることができたらすばらしい紅葉に出会うことが出来たであろが、自然災害には勝てない。

僕の知っているこの辺の道は、曲がりくねった細い砂利道を上り下りしてやっと次の村にたどり着く、「秘境」の名に値する村々であったのだが、今は道も良くなり、檜枝岐につながる道などは、洒落た土産物店の建て並ぶ、完全に観光地になっていた。紅葉・温泉目当ての客が多い。駐車場が彼らの車で満杯の店も多かった。

21世紀、日本の有名観光地に飽きた中国人が、この辺の山や谷を闊歩するようになるのもそう遠くないと、ふと僕は想像してみた 。(M)