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 12月21日自衛隊派遣反対の集会があると言うので福生に出かけた。写真はその時公園で踊った痴明とサブ。





















 独裁国家というのは力に弱い、政治的に強硬な態度に出るということは分かる。でも、力だけじゃ独裁国家おんなじなんです。政府は北朝鮮の脅威があるから、米軍に協力しなくてはならないと言うけど、北朝鮮の人々と日本、イラクの人々と日本人のこれからと言う視点でものごと考え直したら、やるべきことはたくさんあると思う。

 ひとつは、拉致問題があると言うなら、北朝鮮の経済政治難民を無条件で受け入れるべきです。人道主義と言う普遍的な価値で世界にアピールしなければ、拉致問題は単なる二国間のことと矮小化されてしまいます。また、十年二十年先を見たことが何でできないかと思う。最近「黄」さんが言い出した、旧満洲地域、朝鮮族の住む地域の上海化構想とか、すばらしい考えだと思う。あの国は自滅するか、変わるしかないのです。変わった先見通したら、日本海は東シナ海になる可能性があるのです。日本に来る中国人が日本で犯罪を起こすのは、昔は南の人が多かった、今は東北出身者です。なぜか、貧しいからです。そこを豊かにすれば、日本に来て犯罪を起こさなくなるし、隣接する北朝鮮は変わらざるを得なくなります。

 イラクにしてもそんな焦る必要ないじゃありませんか、軍隊を出す必要はないでしょう。インフラの整備なら、お金と、資材と、機械と技術指導者、治安が悪いならガードマンを雇えばいいのです。失業した警察官や軍人がいっぱいいるのです。人は現地の人雇えばいいのです。そういうことやる人だったら、ガードマン雇うまでもなく現地の人が守備隊作ってくれるのでない。

おばは仏様になりました。 ↓ 

 田舎に帰って

 久しぶりに田舎に帰って、母の葬式に集まった親戚と久しぶりに話すこととなった。それぞれ自分の人生のドラマを進行中で、それを聞くのはなかなか趣き深く、いと哀れなり。

 神奈川県に住んでいる叔母が従姉妹夫婦に連れられ里帰りしたのですが、きれいに痴呆ぼけておりました。いいですね。炬燵にちょこんと坐り、「私は今晩は不動前(ふどめい、と方言で発音し実家の通称)に帰ります。」と言うのです。そして、僕を見て「どちら様でしたか。」、「私は男は嫌いです。」、葬式の花輪に書かれた幼なじみの家の名のを見て「いろいろな名前がありますねえ。」などと言います。従姉妹と、「叔母さんは仏様になったね。」と笑いました。実にかわいいのです。

 この叔母さんには去年大きな不幸がありました。その従姉妹の妹がガンで五十才の若さで死んだのです。叔母は早く離婚し、二人の子供とまるで三姉妹のように肩を寄せあいながら生きてきた半生だったのです。従姉妹の死の知らせを聞いたとき、若死にしたという事実と同時に、叔母の悲しむ姿のが心痛く想像してたいのですが。

 従姉妹は「母があまり悲しまずに済んでくれたのは不幸中の幸いです。」と言っていました。葬式の次の日、叔母の親しくしていた家々回りに出かけていきました。

 まじめなサラリーマンの弟も、何か別のことも少し考え始めたようですし、本家のアンチャ(兄貴分) はますます社長ぽくなって「お前が羨ましい。」を連発していた。甥が立派な大人になっていたり、姪が女ぽくなったり、別の甥は難病を抱えてしまったとか、これはみなそれぞれのドラマの主役を演じておりました。

 ちなみに、兄の子供達もこの新聞のホームぺージを読んでいると言う。読者が亦増えました。

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