時にはゼロになりたくて
時にゼロになりたくて
空飛ぶ雲のごとくになりたくて
何もかも捨て赤子になりたくて
なあんにもない僕
なあんにもなくなってしまった僕
なんと素敵なことだろう
なんとすばらしいことだろか
雨はいい
僕は何故こんなに雨が好きなのだろう
パサパサの心においしい清水が染み込むように
チリヂリバラバラ空を飛んでいた思い出が
しっとりと生きを吹き返し夢と重なる
友達
ああ困った奴だ
ここさえもうちょっと直せばいい奴だが
なかなかすべて〇とう人はいない。
ああ仕方ない、仕方ない
困った処があるから友達なのだから。
Mamoru Muto June 2001