ム ト ウ 散 歩
御 岳 山 歩 き 5月31日
新緑の季節、多摩地区に住んで御岳参りをしないでは、神様に失礼と思い出かけてきました。御岳駅から山頂まで歩くつもり、山歩きはなかなかハードでした。バテました。でもおかけで、急斜面の山道の杉の老木や所々立つ地名案内など、ケーブルカーでは出会えないものを見ることが出来、満足でした。
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多摩川
参道の入り口
参道は杉の古木が立ち並ぶ
道標が面白い
ビジターセンター
宿坊の屋根は茅葺
入り口部分だけ、茅葺の上に檜皮葺
神代ケヤキ 実際は五百年ぐらいの樹齢らしい
最後の石段が長くきつい
あいにく曇りで関東平野は見えず
武蔵国 御嶽神社
帰りは参道の古木が要請の住処に見えて面白かった
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元々はここは犬神様、ニホンオオカミを祀ったのが最初、時代が下るに従い、大国主、ヤマトタケル、麻の神様、更に修験道の蔵王権現と、長い武蔵野国、多摩地区の歴史の縮小版です。
恐らく縄文時代からニホンオオカミを山の神として祀っていたのでしょう。そこに出雲の勢力から農耕の技術などが入り、勢力を増した大和支配下入った。ということでしょう。渡来人が麻の栽培を手広く始めると麻の神様を祭り、中世に修験道が盛んになると蔵王権現と、二千年の歴史の縮小版です。
面白いのは、過去の神様を排除しない。併祀して、今でも同時に祀る。これこそが日本の信仰の姿だと、帰りしな考えた次第です。それは新たな移住者と共存共栄してきた歴史です。 (ま)