お母様！
月の世界で、楽しくお過ごし下さい。

　

　１１月のスパームーンの前日、岡山県津山の石井典子、お母様が眠るように旅立った。享年１０１歳、天寿を全うした、大往生でした。

　

　お母さんは、ミミ、ノラのお母さんさんで、短歌を詠み、様々な趣味を持ち、冗談を言えば、エスプリの効いた冗談で返す。若々しい人でした。僕が新聞を送ると、電話がかかって来て、世間話をする。そんなことが９５歳頃まで続くました。

　

　こんな話もあります。６０代半ば、ドイツで生活するミミ、ノラを訪ねてミュンヘンヘ。ノラ、ミミの知らぬ間に行方不明に。探すと居酒屋でドイツ男性とダンスを踊っていた。

　

　僕にとっては、岡山に新しいお母さんが出来たようで、勝手にお母さん、お母さんと呼ばせて頂きました。

　

　お別れのな言葉で、冥福は合わない。天寿を全うしたのだから、冥界を迷うはずがないと気付き、また、ありきたりの天国も使いたくないと、次の言葉が浮かびました。

　「月の世界で楽しくお過ごし下さい。お母様！」です。

　

　スパームーンの前日、卯年生まれだから、卯年の常世の国、魂の故郷は、月の世界。

月の世界から僕らを見守る。と、連想ゲームのように思い浮かび、思う事にしました。

　

１１月２４日　まもる