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師      走


ゆっくり行きましょうか。
街まで降りてきた紅葉など眺めながら、
過ぎ去ろうとする一年を振り返ったり、
遠くの友達に想いを馳せったり、
気持ちの赴くままに行きましょう。

この一年、早く過ぎたのか、長かったのか、
色々あったのか、平凡に過ぎ去ったのか、
この時期は二律背反する想いが同居します。

きっと、どちらも大切なものであることは、確かです。
簡単に忘れ去っては勿体無い。
牛が反芻するように、思い出すままに、
想いを馳せてみましょう。

師走だからと言って走ってはいけない。
様々なものが、心の内より飛び出したものは、
いずれ収まるところに収まるもの。
そんなニートラルな時間を自分に保証してあげましょう。


2014.12.1 Mamoru Muto

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