乱蘭通信１４６号・詩　秋・初晴れ

二日間、雨と風、そして湿気に閉じ込められた。
折角の休みを、ダラダラと寝たり起きたり過ごした。
台風は各地に大きな被害をもたらし、
北の太平洋に去っていった。

一夜明け、何と気分いい空気だろうか。
入れ替わりにやって来た、大陸性の乾いた空気。
そして、雲一つない青空。
やっと湿気と暑さの季節解放された。

仕事帰り夕方、臨海地区のビルの空には、
秋の雲、巻雲が空いっぱいに広がっていた。