バ ラ の 花 言 葉 | 野茨の花言葉 |
私はあなたにふさわしい、 内気な恥ずかしさ、輝かしい、 愛嬌、新鮮、斬新、 私はあなたを愛する、美、 あなたのすべてはかわいらしい、 愛情、気まぐれな美しさ、 |
素朴なかわいらしさ (野茨の花) 無意識の美 (野茨の実) |
の い ば ら (のばら) 〔ばら科〕 Rosa multiflora Thunb. (=R.polyantha Sieb. et Zucc.) |
原野、河岸等にはえる落葉性の小形低木。茎は斜上あるいは直立して、盛んに分枝して繁みを作る。多くは無毛でなめらか、高さ2mぐらい。枝には鋭いとげが多い。葉は互生し1~4対の小葉をもった奇数羽状複葉。小葉は楕円形または広卵形、先瑞は鋭形、基部は鈍形または鋭形、無柄、ふちにはきょ歯があり、長さ2~3cmぐらい。上面は無毛で光沢はなく、下面には細毛を生ずる。
托葉は皮針形で鋭く切れ込み、軟毛があって下半部は葉柄に沿着する。花は枝先に円錐花序を作って密集して開き、花径2cmぐらい、白色あるいは淡紅色を
おぴ、芳香を放って、初夏に開く。花柄は無毛、または少数の腺毛を生ずる。がく筒はなめらか。がく片は皮針形でちぢれた毛を密生し、そりかえる。花弁は5、水平に開き心臓形または広い倒卵形、頭部は凹む。黄色で多数の雄しべがある。偽果は小形で果序に多数ついて、球形で赤く熟し、外面には光沢がある。偽果は落葉後も残り、営実(漢名)といい薬用にする。
〔日本名〕野薔薇。野外にはえるバラという意味。薔薇をイバラというのはとげがあるからで、イバラは元来とげのある低木の総称である。 〔漢名〕 野薔薇。 -牧野植物図鑑- |
とげのある木の総称である「うばら」または「いばら」(茨)が、「ばら」(薔薇)に略された。また、万葉集の「うまら」は「うばら」の東国方言です。(「茨」は元々はとげのあるつる草を総称した字の意味です。)
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学名、Rosa(ローザ)の語源は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)」やケルト語の「rhodd(赤色)」です。 |
古代から、繁栄と愛の象徴とされた。 ギリシャ神話では、愛と美の女神の「アフロディーテ」が海から誕生したときに、大地がそれと同じぐらい美しいものとして、バラの花を作ったとされている。 ギリシャ時代には、ビーナスに結びついて、「愛と喜びと美と純潔」を 象徴する花とされ、これが、花嫁が結婚式にバラの花束を持つ風習につながったとされる。 ギリシャの叙情詩人アナクレオンが、紀元前6世紀(2500年前)に、「バラなる花は恋の花、バラなる花は愛の花、バラなる花は花の女王」と唄っている。 ローマ人は、一輪のバラを天井につるしてその下でした話は一切秘密にする、という約束を守ったので、「バラの下で」という言葉が「秘密に」という意味になって今に残っている。 イギリス王室の紋章である”チュードル・ローズ”は、王位継承をめぐってランカスター家とヨーク家の間に起こった「バラ戦争」(14世紀)のあとで両家が結ばれて赤バラと白バラを組み合わせた紋章となったもので、このバラがイギリスの国花となった。 |
「国花」としている国々 イギリス、ルーマニア、ブルガリア、ポルトガル、ルクセンブルグ、モロッコ、サウジアラビア、イラン、イラク、 etc. |
今回は花の女王薔薇、バラ科バラ属に花についてです。調べてみて勘違いで覚えていたことが分かった。圧倒的にヨーロッパがバラについての逸話が豊富なので、原種はヨーロッパの近くかと思っていたら、中近東からヒマラヤ、チベット、雲南省辺りのアジア、日本も野生種が豊富なバラの本家地域の一部とのこと。国花としている国の多さも、世界中で愛されていることが分かる。
『常陸国風土記』の「穴に住み人をおびやかす土賊の佐伯を滅ぼすために、イバラを穴に仕掛け、追い込んでイバラに身をかけさせた」とあり茨城の語源になった。とちらかというと、日本では明治になり西洋バラが入ってくるまでは、マイナーな花であった。ノイバラ、テリハノイバラ、ハマナシは新種改良に使われている日本の野生種。今回の牧野図鑑は日本の野生種、ノイバラを載せました。 (ま)ももももももも
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