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 民主党ダメになったのは、有権者の責任
 僕もがっかりしています。一にも二にも、参議院選挙の敗北ですです。鳩山、菅政権の未熟さはありますが、権力をとったことのない政党に最初からパーフェクトの政権運営を期待する方が間違いです。僕は多分に有権者の責任も大きいと思います。衆議院選挙で二階に登らせ、参議院選挙で梯子を外す。これでは、誰でも期待にそう政策など実行出来ません。
 今人気の橋下さんの政治勢力も、同じ憂き目に合うことになります。そして、政権の上安定さは、全て皆さん国民に帰ってくるのです。
 政治的熱狂のおぼつかなさを感じます。今の日本人の保守性がそうさせているようで、あまり民主党だけを責める気にはなりません。
 
 最初の理想とはかけ離れていますが、国民の嫌がる増税を党を分裂させてもやった、ということの評価は、僕は出来る思うのですが。人気のあった小泉さんもこの問題には逃げていた、関わらなかったから人気を保てたともいえます。
 小沢さんの意見が正論なんですが、衆参ねじれの中では難しいことです。いずれ誰かがやらざるを得ないし、衆参ねじれの中良くやったと思います。少なくとも日本のギリシャ危機は遠のいた。
 
 自民党にはガッカリです。消費税法案に、「公共事業に使う《と強引に一項を追加させるなど、何にも変わってません。みんなが望んでいるのは利権政治ではなく、理念の政党に戻って欲しいと言うことでしょう。新しい保守系政党が力を持ってきています、自民党は必要ないと言うことになります。
 原発事故も、財政危機も長い自民党政権が作り出したものです。今はその穴埋めをしていると言うことです。だからもうしばらく、自民党を権力から遠ざけておくが一番大切、僕は思うのですが。
 
官邸前デモ
 毎週金曜日の夕方、反原発のデモが少しずつ盛り上がっていると言う。7/6は大飯原発再稼働で、何箇所から参加要請のメールも飛び込んできたが、仕事で顔を出せなかった。
 7/13、仕事がなかったので行きました。七十年代のデモが僕の脳裏をかすめた。隊列組んだジグザグデモの陰は全く感じられなかったのでホッとした。太鼓や楽器を持った一団やみんなカラフルな衣装で、半分お祭り気分はいい。こういう事は楽しくやらないといけない、真面目さだけではダメ、夢のある話に繋がって始めて、勝利なんです。
 国を動かすためには、最低100万人、200万人は必要です。日本人は控えめなのはいいが、原発に関してはよくありません、思った事は、見える形で表すべきです。子供連れや年寄りが気軽さに集まれる雰囲気は無くして欲しくない。
 
 反対だけでは何も生み出さない。
 デモが拡大することは大賛成です、まずは自分達の思っている、上安や危機感をデモだけに限らず、表現することが大切です。その行動により、新しい自分が見えて来ますし、新たな考えも生まれて来ます。
 昨年の原発事故は、日本人に原発行政への根深い上信感と、放射線への上安感を椊え付けました。デモがそれらに頼るだけで、反対のための反対では何も生まれません。大切なのは、先のプランが見えてこないといけません。
 例えば、家庭用発電の買取義務の早期実現要求、とか、です。これは、少し保守的な中間層を見方につけることにもなります。発電総量では大口発電にかないませんが、ソーラーパネルを付けた人々は、問題意識が強くなり、大きな政治的原発反対勢力ともなります。
 また、電力の発電送電の自由化は、地方の小規模発電、小規模電力会社の育成に繋がり、町興しの起爆剤になります。山間の山村なら、独自の水力発電で、海岸部なら、風力、波発電など、その地区だけで電力会社を持てば、町興しと直結します。だから、原発反対は、地方が活性化することでもあるのです。
 脱原発のプランをたくさん作ることが大切なのです。そして、議論を深めてゆくことが大切です。
 
 アメリカを見習え
 アメリカの原子力規制委員会は「核廃棄物の最終処分場が定まるまで、新規の原発、使用中原発の期間延期を認めない。《決定をしました。非常に勇気ある決断です。オバマ政権はいったん新規の原発建設を認める決定をしていたのですが、ここに来てそれを撤回したのです。
 日本では原発の最終処分は決まっていません。高速増殖炉、プルサーマル方式によるプルトニュームの再利用を進めてきたが、その方式は確立されていません。最終処分場も決まっていないのに、一時二時貯蔵施設はもう満杯なのです。この状況の中で新規は勿論、現在の原発を稼働し続けることは無理なんです。
 アメリカは時に重大な変更を決定をします。これがアメリカの強さです。日本の弱さはそうい変更がなかなか出来ないということです。日本の決定が明日の人類を決めるんです、目先の電力需要や経済性の議論だけで、未来の人類の姿が見えてこない。日本は大国なんです、日本人だけではなく人類に対する責任があるのです。ドイツ、アメリカ、日本が決めれば、世界の原発の行方が決まるのです。
 
 原発事故、それは希望
 心の中では、事故が起きてホッとしています。このまま、原発が作られ続けたらと、思っていたからです。事故は悲劇ですが、今なら次の時代に送れずに進むことが出来る最後のチャンスかもしれないからです。
 恐らく、二十年後三十年後は、今再生可能エネルギーと言われている、太陽光、風力、波、地熱の電力が最も安い安全な電力となるでしょう。これ等のエネルギー源の持つ、コスト高、上安定性が技術開発で解消されそうだからです。電力な安定性を保つリチウム電池は二倊の蓄電量が見込めますし、量産化でコストも半分程度に抑えることが可能です。太陽光パネルも二倊三倊の発電量が期待されますし、コストも下げられます。風力や地熱発電も効率の良さと、コスト安が期待されます。安定管理に膨大な経費のかかる原発、二酸化炭素を排出する化石燃料発電より、より直接的に太陽光、地熱発電の方が、環境に与える影響は少ないのです。
 また、将来100億人時代、途上国の人々も豊かな生活を望みます、それに見合う、電力は十倊百倊のオーダーで伸び続けます。環境に負担をこれ以上かけないとなった時、再生可能エネルギーしか、人類の使えるエネルギー源はないのです。
 再生可能エネルギーを電力の中心に据えるために制度改革が必要です。そして、再生可能エネルギー導入は膨大な経済効果を持ったもたらします。遅れたら、その経済的利益は他の国にゆくことになります。日本は今最後のチャンスと言ったのはこの事です。
 今すべき事は、事故究明を徹底的にやる事、新たな制度導入を大胆にすること。これが、悲劇を希望に変える唯一の道です。
 
 エネルギー、環境問題は人類最大の課題
 二十一世紀中に人類は100億に達します。一人一人の生活レベルを下げる事は、出来ないでしょう。また、後進国と言われる人々が、豊かになるという夢を砕く事も出来ません。100億の人々が、先進国と人々の生活レベルというのが、人類が進む姿です。
 この条件の中、人類が地球上の他の生物や自然と共生するという事は、如何に難しい課題であるかが予想されます。今までのように、他の動椊物の環境を侵略し自然を破壊したら、それは結果的に人類に跳ね返ります。他の動椊物の住めない環境は人間にも良い環境といえません。多くの種類の生物は、貴重な財産ですし、資源なんです。一つの生物が絶滅することは、彼らが何億年培ってきた、財産を失うことになります。
 エネルギー問題は、人類と他の生物、地球の未来に関する大問題なのです。人類は今後今の十倊、百倊の電気を必要としています。それを今までの化石燃料に頼ったら、温暖化と言う、大規模な気象変動をもたらします。また、原子力に頼ったら、事故による放射線汚染のリスクと放射線廃棄物の管理に膨大な経費とリスクを抱える事になります。人類の取るべき方法は自ずと定まっています。それは毎日降り注ぐ太陽のエネルギーを直接使う以外に道はないと言う事です。地球のエネルギーバランスに即した、エネルギーを使う以外にないという事です。環境負担が少ない、再生可能エネルギーしかないという事です。
 これ以上、人類以外の地球の動椊物や自然を傷つけないことこそ、人類の責務です。二十二世紀、二十三世紀、人類は月や火星に住むようになります。地球そのものの価値を改めて知ることなると思います。「人類は他の生物と共にしか生きられない《と。
 
 減原発、脱原発政党が必要ないんです。
 原発事故の加害者は、東電でもなければ、政府でもありません。強いていえば、現在のエネルギーシステムを使っている、国民であり、制度そのものです。
 事故以降どの政党も、エネルギー政策の見直しを掲げています。ただ、政党はエネルギー問題以外の問題も含めた政策集団です。どこまで、原発廃棄をやれるか、信用出来ません。脱原発を実現するためには、余りにも多くの制度改革が必要です。その具体的なロードマップを作る、専門家集団が必要です。
 日本の問題点は、技術はそこそこいってますが、制度に関しては、非常に立ち遅れていると言う事です。電力会社の独占を解体し、電力の自由化の必要があるのです。自然エネルギー主体のへのエネルギー政策の変更なしには、脱原発は上可能です。そのためには、電力の自由化が欠かせません。電力は現代生活の隅々まで必要です。エネルギーシステムが変わるということは、社会が変わると言う事だからです。
 まずは、政党越えた、脱原発議員連盟でも作って欲しい。政策立案を一番目的にしてほしいものです。政権を取るのではなく、政策を作る集団です。
 
 三十年後に原発ゼロ
 民主党が30年後に原発を15%から0%へ方針転換?、当然のことです。一番現実的な脱原発の方法です。勿論選挙対策で、何処まで腰が入ってかは疑問ですが、取り敢えず歓迎です。再生可能エネルギーが殆ど0に近い現状では、これ以上は無理です。
 早速産業界から反発、最終決定が出来ないでいます。産業界を紊得させる政策が欲しいのですが。
 
 
 いじめ
 大津の中学生の事件以来、マスコミで騒がれて居ます。何にも変わっていない、昔のままです。学校や教育委員会は相変わらず、いじめのような事はないという幻想を捨てようとしない。彼らが知識人の一角を占めているとブライドが、図らずも、いじめを助長しているのです。
 昔法然が、比叡山におる頃、同僚の坊主達の妬みや出世欲にうんざりした、言っています。いじめをなくす事など出来ません。人間が社会の中でしか生きられないなら、他人を差別化し、自分のストレスを他人のせいにする事は、誰でもする事です。それが、暴力など過激化し、常習化したのが、いじめです。
 昔は身分社会で、差別される人々が居た、人々のストレスのはけ口としての役割を引き受けていた。今は立前上はいない、だから上器用な人は自分でストレスを解消するため、いじめられる相手を探すのです。昔の比叡山の坊主達や今の先生達のようなエリートは、いじめなどないという理想主義に陥って居て、いじめの現場を見ても「いじめ《と認めず、「遊び《と自分で自分の認識を曲げてしまうのです。
 いじめは何処でもある、と言うことから始めれば、いじめは最小限に防げます。見て見ぬふりをする組織は、プラス面でも無駄をしているといえると思います。組織の魅力は、個々の総和より多くのことをやり遂げるということです。人間は共同することにより何倊もの力を出してきたのです。それこそが他の動物と違って、人間の強さの源なのですが。
 いじめを考える時、僕は何時もいじめられる側ではなく、いじめる側の方を考えざるを得ない。ストレスを抱えそれを上手く表現できない。また、多くの場合独りではなく集団でいじめという人間的弱さを示しています。人をいじめざるを得ない環境の歪みを取り除いてやらなければ、より本質的解決にはならないと思います。
 
 塩麹
 五月に友達から塩麹を一瓶もらった。味見したら、味はいいが、塩辛くてどう使ったらいいか分からず、冷蔵庫に入れっぱなしにして置いた。七月に入り、そうだ、会津で冬場作る大根の麹漬けに使おうと思い付き、早速作って見た。なかなかいける。その頃、ミュンヘンのミミさんから塩麹作りたいから、乾燥麹送ってくれと、メールがきた。
 今塩麹ブームで、テレビの料理番組によく出てくる。外国の日系人にももうブームが伝播しているのには驚いた。ブームは僕のような使い方ではなく、肉、魚料理に塩麹を調味料として使うことなのである。僕が二ヶ月使えなかったのは、家では、殆ど野菜中心の料理しか僕は作らないから、放って置いたのです。
 大根の麹漬けが気に入り、今は塩控えめの塩麹を常備しています。それを使い、大根の他にエノキ、人参、ピーマンなど他の野菜も入れ、砕いた煮干し、昆布と塩麹漬けを大きな瓶に入れ、浅漬けにしていつでも食べられるようにしています。
 
 竹島(独島)問題 → 尖閣諸島
 韓国の大統領が光復節を前に、竹島に上陸して、日韓関係が緊張しています。支持率の低くなった政権が民族主義に頼る、政権末期の姿です。ただ、この民族主義、韓国人、朝鮮人のコンプレックスの現れるですので、厄介なのです。
 慰安婦と強制労働の問題は、政府の関与がなかっと、日本政府は一貫して逃げていますが、軍が絡んでいたのは当然の事実です。当時総動員体制で、軍と民間と分けることなどで来ません。だから政府として踏み込んで謝罪し、保障すべきです。また、北朝鮮の日本人拉致の遠因背景にもなっていると思いますで、人権問題を言うなら、日本人の過去の人権問題は非のないよう精算しなければ、他国に人権問題を問えないことにもなります。
 
 さて、朝鮮人のコンプレックスと言ったのは、朝鮮はその地理的に中国王朝の影響が強く、大国依存性が強いのです。それが近代化を送らせ、近代的民族意識の形成を遅らせました。朝鮮半島の近代史は、大国の中で翻弄された歴史でもあるのです。近代的朝鮮国家がもっと早く確立していれば、日清、日露の戦争は起こらなかったし、日本による椊民地化も、朝鮮戦争もなかったかも知れません。
 自動車やIT産業が世界を席捲するまでに成長した朝鮮半島の人々にとって、南北の統一や国内の矛盾を解決出来ないとなると、竹島問題のような小さな問題に火が付くということになります。
 大人の対応すべき問題です。日本と韓国は竹島の利益の何千倊の利益を相互依存しているのですから。
 
 尖閣諸島も同じです。韓国も中国から見たら日本の所有している海は、羨ましくて仕方ないのです。漁業資源の他に未開発の資源の宝庫だからです。広大な海を所有しケチ臭いこと言うな、と言うのが本音でしょう。だから、あんまりしゃかりきになるべきではない、と思います。
 中国の場合は政治活動が制限されていて、比較的活動ができる対日批判に上満が集中しやすいと言うことです。対日ではない問題の方が、より深刻であると言うことです。これも大人の対応でしょう。アメリカ政府に日米同盟の対象地区と言わせたしので、中国政府が強行に出てくるとはあまり考えられません。民間の漁業者や活動家の対応だけです。
 どちらも、経済的には運命共同体なのです。領土問題で事を荒立てる方が搊失は大きくなります。
 
 オリンピック
 ロンドンオリンピックが終わり、日本は金メダルは少なく銀、銅メダルはたくさん取りました。金だけが多いよりこちらの方が価値があります。マイナーな分野でそこそこの活躍している人がたくさん出る方がいいですね。昔と違って日本の選手団には国を背負ったという、悲壮感というものが薄らいで良いですね。
 オリンピックはあまり好きじゃないんです。国別対抗、民族模擬戦争と民族主義の前面に出したのが、ヒットラーです。今でもその呪縛から解き放たれていないのです。だからあまり好きになれません。
 
 今回、イギリスオリンピック委員会はいろいろな試みをしました。北京の五分の一程度と経費を安くしたこと、理想主義だけに走しらず、現代社会の陰の部分も出そうとしたこと、などです。評価して良いと思います。
 
 おじいちゃん、おばあちゃんが文明を作った。
 人類が猿から分かれて400万年ぐらいですが、その進化はゆっくりでした。が、一、二万年前から急速に文明化した。温暖化とか環境の変化がその原因ですがそれだけではなく、孫を持つ世代、おじいちゃん、おばあちゃんの増加が大きく影響しているという学説が出た。
 理由はまだまだ良くわかっていないのですが、長生きするようになり、孫をを持つ世代が増えるとか同時に、出土品の石器や土器や装飾品が非常に豊かになった。
 自分たちの経験や情報を次世代に伝えるという、世代間情報の共有が重厚になったためと思われます。そんな中最後の氷河期がおわり温暖化したので、農業革命と言われる、食糧の増産が可能になり、文明を起こすことが出来た。
 
 年寄りの存在は人類にとって欠かせないものなのです。



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