by ナガッチョ
─── チ ラ シ ───
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─── 何となく回顧文 ───
ふ・・・終わりました。いろいろな人にありがとう‼
①・・・もしたくさんの人が来て混乱したらどうしよう?‼
特に車に関しては、一方通行のような所を通るから、始まるまで、そんな心配ばかり・・・
②・・・だから宣伝の仕方が非常にむずかしかった。
③・・・一人で全部やるのは無理・・・mrmn☆○□dgn よくやったと思う。
④・・・プロデューサーや、現場監督、照明の詳しい人、
もしくは、プロが二三人いないと苦しい。
⑤・・・舞台に立てば、アマチュアもプロもない‼
どの位、その舞台にのめり込めるかしかない、技術はその次。
⑥・・・初めの演出変えた理由
A、障子紙がピンと張れない。(風で破れてしまう)
B、障子紙の横のめんからお客さんが見えてしまう。
・・・だから、マリちゃんやヨシミちゃんに出演してもらわざるを得なかった。よくやってくれたと思います。感謝‼
以前、井口君の撮った写真を見た時、二人とも絵になっていたので、これは・・・行けると思ったし、動きのギコチなさは、僕がリードすれば、何とかなると思った。
マリちゃんは少しあがっていたのか、能面の目の部分が小さく、とまどいがあったので、強引に持ってゆかざるを得なった。(・・ゴメンナサイ)前文のシーンの時、三角形の構図が取れていないと、ちょっとまずいので、力ずくで押えました。
mrmn☆○□dgn ヨシミちゃんが、写真ではすごく決まっているので「ビックリ」・・・絵になってます。
mrmn☆○□dgn 衣装チェックをもう少していねいにしてあげれば良かったけれども・・・間に合わなかった。黒のTシャツにすればよかったと思います。(能面付けると)二人とも絵になる人なので、素人ではないと思います。もう一日、早く来てもらえば、ゆっくりと練習できたのにとも思います。
⑦・・・プロローグとして物語性は;本当に必要だった。
これから始まるだろうという強い印象を与えるためには・・・・一人よりも数人で動いた方が強い印象を与えると思ったので、出演してもらいました。(特に広い空間では・・・)
⑧・・・空間浮遊のシーン
・・もう少し暗くなった方がおもしろかった。
mrmn☆○□d 最初絵描きのおじさん達にやらせたら、・・・脚立の高い所はビクビクしているわ・・土面に降りても、デコボコしている土面なので、足がもたつくわ、動きのバリエーションを表現できないわで・・・ひどかった。一目見て増田君達にお願いするしかないと思った。二人とも言わばアスリートなので、動きと飲み込みが早かった。
⑨・・・
増田君はウェートリフティングの団体選手になったこともある重量上げ選手で、韓国語ペラペラの韓国通‼
松本君は、十回以上フルマラソン経験のある陸上選手で、食を追求する調理士さん。
空中浮遊シーンも、幻想というテーマでは欠かせないシーンだった。当初能面でやろうと思ったが、重すぎてダメだった。
⑩・・・音楽
これもむずかしいと思った。今回の踊りは踊りは前衛舞踏ではないけれど、前衛舞踏的なところもある。多くのミュージシャンと言われる人が、あまり前衛舞踏を見たことがない人が多いし、理解している人も多くはない。こんなことが言える。
「前衛舞踏とは、ノイズで踊ることができる世界でも稀な踊りと言える。」
mrmn☆○□ 演劇の舞台って、何分、何秒にこの音を言うのが多い。その為、音響装置で、音を出すことが多い。普通のミュージシャンの人はそういうのを好まない人が多いと思う。
空気の流れに合わせて踊るようにという音が、むずかしかった。・・・(オレがという意識はないし・・・タマタマでた言葉でさしさわりがあったらごめん)
ミュージシャンの感性にまかせようと思っていたが、・・・う~ん、自分がやる舞台なので、自分が提案して相談した方が早いと思い、こんなやり方をした。
空気をイメージする音は、途中で音を切って、再び出すという手法を取った方が、空気を感じられると思ったし、より単純の音の非連続性の方が空気らしく、(ファ~~ッとした空気の感じ)なると思った。絵の世界でも、空気、炎、水など無機質なものを表現することはむずかしいと思う。
やっかいな感じを三人ともよくやってくれたと思う。大感謝‼(伊藤さん、日野さん、岩本さん)
⑪・・・ついでに
A・・クラシックダンスとは物語性。
B・・モダンダンスとは、クラシックダンスの伝統性を破り、より自由に、動きのデザイン化を入れたもの。
C・・コンテンポラリーダンスとは、ダンスに機能性と独得の間を入れた踊り。
D・・舞踏とは土方巽が、「命がけで立っている死体である。
」と表現したように、動きが少なく、より精神性重視した表現であると思う。
⑫・・・絵もそうだけど、僕の表現にはエネルギーがテーマにある。
それは命そのものであり、僕の作品にエネルギーが失くなった時はおもしろくないと思う。
⑬・・・今回、一色さんや稲川夫妻が来てくれたのは本当にうれしい。
稲川君は演劇と踊りをミックスさせたような作品を作っていて、勉強になることが多い。一色さんのナチュラルパワーには見習うことが多いし、僕の一番尊敬する演劇人でもある。
一色さんがナガッチョは声の出し方に難があると言われたけれども、あの日、午前中から大声ハリ上げ過ぎてノドがおかしくなっていたのです。アーティストをまとめるのはむずかしい。午前中に順序よく仕事してもらおうと思って説明したとたん、全員がバラバラの動きをしたのには「あ~ぜん」本当。
アーティストをまとめるのはむずかしい・・・・。
他人の作った脚本のセリフ劇は自信ないけども、自分の作ったセリフ劇は少しイケルと思います。
稲川君達は、一つの作品を上演するのに、四ヶ月位かけるそうです。手下イリヤ(フラメンコダンサー)さんが「ナガッチョ・・・何かやるなら最低四回は話し合わないとダメだよ。」と言われたことがある。肝に銘じているつもりです。良い作品を作りたかったら、じっくりと時間をかけるしかない。
次回、ブルースでタップをやってみたい。じっくりと仕上げたいと思ってます。(二十年以上やっていて、今良い感じの音出します。)
以上