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Happy New Year 2007
新しい年を迎え、今年も頑張らなくちゃ!
みなさまのご健康と更なる飛躍をお祈りします。
2007 1月 吉日 まもる


Mimi版 2007カレンダーより
 時にはボーッと
 十二月は十五日頃までは休みなく忙しく、それ以降やっと暇になった。暇といっても、まだ少し仕事は残っていたし、免許証の更新に行ったり、溜まった支払いを整理したり、新聞作りと完全に暇な日はなかったのですが、まとまった予定がないとはうれしいことです。人に会うのも億劫になり、忘年会は断ったり、友人の展覧会に行くのもやめてしまった。
 ふと海が見たくなって、十六号をひたすら東に走った。出発するのが休みの行動パターンなので遅く、夕方やっと銚子に着いた。ゆっくり海を見るとは出来なかったが、途中の利根川の土手にのそべったり、温泉に入ったりなかなか有意義であった。
 
 
 「マグロ」がなくなる
 連日「マグロなくなる」と報道されている。今まで輸入していたところの漁獲量が落ち、資源の枯渇化と、消費量がうなぎ上りに増えているためである。日本食に目覚めた裕福な中国人が、高級マグロを横取りしていると言うのである。金に任せ、世界の海老やマグロを買い漁っていた日本にとって大ピンチである。
 僕もマグロは嫌いじない、でも三十代に胃の三分の二とってしまった僕にとって、世間で言う御馳走の多くは、食い意地は人並みなのだが、量は食べられない。御馳走を並べられると苦痛である。味見程度手を付け、後は御新香や刺身のつまをボリボリたべる羽目となる。
 「マグロがなくなる」ことはいいことですよ。クジラのように世界的禁漁にすべき時期に来ているのだと思います。第一に日本人の健康のためいいことです。昔は御馳走だったけど、今はそうではなくなってしまったし、食べ過ぎです。毎日食べつつづけたら、病気になります。統計によればアメリカ人より野菜の摂取量が少なくなったとか。信じられないことです。深刻に考えるべきです。
久しぶりにメグちゃんの絵です。
 「豊かさ」というのは物質的ものと精神的ものと同時に得られたときが本当の豊かさだとしたら、カロリーの大きい食品を常食し、肥満や循環器の病気になっているのなら、半分しか豊かでないということです。かっての貧乏な時代の反動と言うことしでしかないと言うことだと思います。
 更に、「今の社会での本当の豊かさとは?」と問った時、「この日本の豊かさが世界の人々の貧困や自然を破壊の上にあるもの」なら、それは「虚構の豊かさ」てあると言うことです。「テロの根底には、豊かさの世界的アンバランス」がありますし、「じわじわ忍び寄る、生活習慣病的温暖化」という深刻な病気の上に成立している「豊かさ」は砂の楼閣のごとく危かしいものです。
 
 そろそろ「バブル経済の頃の成金的豊かさ」からは抜け出さないといけません。日本人が何千年と培ってきた「もったいない」という文化や、「旬のものを食べる」といった自然の移り変わりに即した食生活や美意識、乾物や漬物の中にある知恵。今日「日本食が世界に広まっている。」と言いますが、日本食の底に流れるそういった「食に対する文化」を世界の人々が認めたと言うことだと思います。けして、霜降り肉やマグロのトロにだけ目がいっているわけではないと思います。
 
 追伸
 僕は独り身のですし、貧乏人ですからどうしても安い外食をすることが多くなります。そんな食生活の中で困るのは、一つは野菜が少なくなること、次に外食ものはカロリーが多いこと、そして一番困ることが塩分が多いことです。
 これら、力仕事している若い者を基準にしているとしか思えません。濃い味付けで、素材そのものの味などまったく無視しているものばかりです。こんなもの毎日食べていたら病気になるの当たり前です。
 自然の中では、動物は食べることができるときに食べるという習性が身に付いている。これだけ簡単に食料が手に入ること自体、不自然のことなのです。コントロールなしに食べてら、摂取過多になるのが当然のことです。
 でも、飽食は動物として素直な表現と笑えないのが今日の状況です。
 
 
 そして、今年は
 今年はエルニーギョが心配されます。もう東南アジアで去年の秋から雨が多く大規模ない水害が起こっています。フィリッピンで国際会議が台風を理由に延期され、阿部さんが肩透かしを食ったニュースを覚えている人も多いと思います。このままゆけば今年の春から夏にかけ大規模な旱魃や洪水が予想されます。十年前のエルニーギョで、インドネシアの政変まで引き起こしたことを記憶に新しいことです。
 今、暖冬中です。日本も雨の多い春夏になるのではないでしょうか。そして、北朝鮮の問題も、食料難が深刻になるという新たなファクターが加わることとなります。僕はあの国は今の政権下では国内改革する能力はないと思います。一時的に大変かも知れないが、一日早く崩壊したほうが、北の人々に一番いいことだと思います。
 昨年大規模な洪水があったり、今年も大きな災害が怒るのではないかと予想されます。核兵器とかミサイルとか六カ国協議とか、話し合いで解決するという方向性はいいのですが、生殺し状態の北の人々にとってはたまったもんじゃない。「いっそ大災害が起こり、崩壊したほうが良い。」と考えるのは僕の身勝手な考えでしょうか。
Mimi版 2007カレンダーより
 「美しい国日本」
 こんなこと言う政治家は政治家失格と言っていい。本当に何も知らないお坊ちゃんか、老獪な政治家の使う言葉です。総理大臣なりたての「若手」政治家の使う言葉ではない。使うならもっと具体的な言葉を前面に出すべきです。阿部政権は長くないんじゃない。
 政治は非情な世界です。人間の欲望を調整するところですから非情にならざるを得ないです。政治のできることは、欲望のバランスを取り、全体の方向性を示すことです。半数の人の欲望を満足できたら正解、以下なら不可ということです。政治の世界は「元々美しくない世界」なのです。それを「美しい」という言葉を使った時は、「その汚い部分を隠す言葉」として機能するのです、だから使ってはいけない言葉なのです。
 庶民をあまり馬鹿にしないほうがいいと思います。「きれいごとではゆかない」ことは知っています。それを率直に言ってくれれば、少々の嫌なことでも理解して、支持するはずです。
 
 
  新しいのは・・・・
 新しいのはすぐには出てきません、漫然と過ごしていてはなおさら。ぎりぎりまで追いつめないと新しい智恵は生まれません。やはり自分を甘やかしてはいけません。
 今まで使ってこなかった自分の能力がまだまだあると思うのですが。すぐには見つかりませんが、さかがす努力はやめるわけには行きません。絵もそうですし、他のものもそうですし、自分捜しの作業から見つけた仕事です。
 ずうっと貧乏で生きてきました。其の日暮らしの中から仕事を見つけてきました。だから貧乏には強いのです。でも、これからは少しまとまったお金のある中で何ができるかと考えているのですが、さてさて。
 
 今年も、やることは去年までと同じかも知れない、しかし、夢は忘れずに行きましょう。宝くじにあたるかも知れない、大金の入る仕事に出会うかも知れない、そうしたら、まとまった仕事「事業」ができるのだが。
 
 そんなわけで今年もがんばりましょう。夢は大きく。
 

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